く~ちゃんの自然観察記

身近な自然観察や日々の出来事を気ままに綴っていきます。

2012年06月

粘り勝ちとはいかなかった(ミドリシジミ)

おはようございます。今朝は外が朝焼けでピンク色に染まっていました。予報通り今日からぐずつく梅雨空に戻るのでしょうか。
私もやっといつも通りの落ち着いた朝を迎えています。昨日は久しぶりに公園をぐるりと一周してきました。今は子供たちの遠足も多くにぎやかな声は絶えることのない公園です。
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今日は一昨日悔しい思いをした、『ミドリシジミ』です。年一化の蝶々ですから、この時期を外すと中々お目にかかれません。何とかお顔を拝見できましたが、ねばって粘ってもついに翅表を見せてはくれませんでした。まことに残念ですが、来年に期待をしましょう。幼虫の食草はハンノキで公園の湿地にはいくらでもあります。


綺麗な(コガタツバメエダシャク)

昨日はつつじが丘小学校の環境学習本番でした。お天気に恵まれ快適な環境で子どもたちは懸命に地図を頼りに林の中を歩いていました。140名近い子供たちですが、林に入ると声はしていても姿が見えず自然の懐の深さを感じました。
今日も快適な朝を迎えています。ジメジメムシムシの梅雨は来週からだそうですよ。
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今日も蛾の写真です。『コガタツバメエダシャク』という綺麗なシャクガ科の小型の蛾です。メタリック調の白い地に薄くて細い褐色の筋が2本入っています。後翅先端はとがって赤い小さな斑点がついているおしゃれな蛾です。林で出会ったら思わず足を止めてしまいますね。
いよいよねた切れです、天気の良いうちに取材に行ってきます。


ヒロオビトンボエダシャク

今日は朝から梅雨らしい空模様でいつ降り出してもいいような雰囲気です。今まで準備をしてきた環境学習本番の日なんですがねぇ(泣)。
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今朝のような薄暗い林の中をひらひら飛んでいた蛾が下草にとまりましたので、急いで撮影しました。
『ヒロオビトンボエダシャク』という昼間活動するシャクガ科の仲間です。翅は白黒まだら模様、腹部は黄色地に黒の模様となんとなく近寄りがたい配色の開帳50ミリ程度の蛾です。翅を完全に開くとトンボの形に似ているからの名前だと思われます。
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偶然ですが4月にこの蛾の幼虫を撮っていました。載せておきます。


冠羽がねたヒバリ

ひんやりとした空気が気持ち良い朝を迎えています。今日もいい天気になりそうですが明日の環境学習本番は如何なることでしょう。今日午後から学習室に机といすを並べ会場をセッティングしてそれで準備は終わりです。140名もの子供たちを受け入れるには準備はそれなりに大変なことでした。
昨日、下見で公園を回ったのですが、すでにモリアオガエルの卵塊は崩れ池にはオタマジャクシがいっぱいおりました。
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今日の写真は『ヒバリ』です。今日のようにお天気が良いときは盛んに活動します。林ではなく野原で飛び回っている姿を見ることが出来ますよ。頭のてっぺんには短い冠羽がありますのでそれが立つとヒバリらしいのですが、リラックスすると冠羽も寝てしまうようでこんな写真です。


林の中のルビー(ヤブヘビイチゴ)

今朝も5時になったら新聞を取りに出ました。青空に刷毛ではいたような白い雲や、私の頭の中のように白くぼんやりかすんだ雲が浮かんでいます、東の空が真っ赤になって太陽が出てきました。夏至を通り過ぎるとやや南の方へ戻って来るようですね。
今日の写真は林の中のルビーです。
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カノコガを撮ろうと草むらでしゃがんだ時に目に入りました、赤い実です。
草むらのあちこちにルビーのように輝いています。ヘビイチゴの実です。
この実を拡大しますと、花床についている痩果の表面に皺がなく艶々としていますから、『ヤブヘビイチゴ』ということになります。公園では「ヘビイチゴ」が同じように赤い実を輝かせていますが、痩果の表面に皺があり見分けることが出来ます。そのほかにも「オヘビイチゴ」がありますが、それは実が赤く大きくなることはありません。


真の姿には程遠い(カノコガ)

先ほど外へ出たときは地面は濡れていましたが、降ってはいませんでした。でも今日は梅雨らしいお天気になりそうな感じです。最近公園には出かけていません。28日の準備でてんてこ舞いの忙しさです(笑)。てんてこ舞いなんて古い言葉が出てきましたね。今でも使うんでしょうか?
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今日の写真は、林の中の忍者?『カノコガ』です。私はこの蛾が葉の表にとまっている姿を見たことがありません。必ず葉裏にしがみついています。
薄暗い林の中で地べたに近い草の葉の裏ですから、腰を痛めた今はこの子の写真を撮るのは大変なことです。
そんなことで私にとっては力作になります。フラッシュを焚いていますが、やはり本来の色は出ていません。残念!!


日本原産のカメさん(ニホンイシガメ)

おはようございます。今日も曇天の朝を迎えました。午後から天気は下降線だそうです。
このところビデオ編集に没頭しています。ビデオと言ってもビデオカメラは持ってませんのでデジカメの動画機能を使って撮影した画像を編集しているのですが、これが面倒くさいの一言。うまくいったと思ってDVDに焼き付けても見てみると変なとこだらけ。と言うのもPCの能力が低いのでデジカメの動画を見るときに流れるように見れないのです。ギクシャクしています。ですからつなぎ目などで変なところがあっても見逃してしまうことが多いのです。このDVDは環境学習の日が大雨の時、室内でオリエンテーリング形式の学習をするのに使います。
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そのDVDにも収録した画像から『ニホンイシガメ』です。昔はカメと言えばこのニホンイシガメを指したのですが、今はミシシッピアカミミガメに押され影が薄い存在になってしまいました。ニホンイシガメの子亀はゼニガメと呼ばれ子供たちにも人気があったものです。
メスは20センチを超え、オスは15センチくらいといわれています。雑食性ですからこの池でもたくましく育ってほしいものです。


大失敗!!(名前のついていないヒメバチ科の蜂)

昨日はいい天気だったんですが、またもや曇天です。
今年の梅雨は梅雨らしい梅雨。ということでしょうか、三田地方は梅雨寒ということで肌寒い日が続いています。
バナーにも書いてますように私は趣味で自然観察をしていますので、完全な素人です。ときおりプロの指導員の先生に教えてもらっているのですが、今回も失敗をしでかしていました。
公園には幹の直径が目通りで30センチくらいの枯れ木があるのですが、そこは毎年、キバチやそのほかの昆虫でにぎやかになっています。
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先日訪れたときは、この蜂たちが一点を取り囲むようにしてとまっていました。一見してこれはメスの誕生を待ち構えるオスたちだと判断したのですが、名前はさっぱりわかりません。
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その横では昨年も出会った『オオホシオナガバチ』の雌がとまっていました。
この蜂の幼虫はキバチの幼虫に寄生するそうで、このようにメスが樹の中の様子をうかがっているのです。
後日このオスの写真を持って指導員の先生にお伺いを立てたのですが、「その蜂はまだ名前がついていません」と即答されました。
そこで木の様子を話しして「横にオオホシオナガバチがいましたよ」と言ったのですが、指導員は「それがその蜂の雌です」とこれまた即答。
私がずっとオオホシオナガバチと思い込んでいた蜂はまだ名前のついていない蜂だったようです。
昆虫の世界は奥が深いですね。素人判断は禁物のようです。
したがって学習センターに展示しているこの蜂の名前は間違っていますのであしからずご了承のほどを、後で訂正に参ります。


歌になかったかな?(ノバラ)

昨日は三田市高齢者大学の自然体験クラブの活動がありました。キッピーフレンズの私もお手伝いをさせてもらったのですが、降り続く雨の中公園の中を散策され大変な思いをされた方も大勢おられたかもしれません。雨も自然のうちで、私もこういう活動がない限り雨の公園を散策する機会もありませんので、その意味ではこの自然は初体験だったのかもしれません。雨の降る中でもメジロが2羽しきりに餌を探していた風景は印象的でした。
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今日の写真は、今林縁や林床を彩る白いバラです。『ノイバラ』とも『ノバラ』とも呼ばれているバラの仲間で次から次へと花を咲かせています。しかし、山歩きをされる方にとっては厄介な植物で大きな塊に足を踏み入れると一杯ついた棘に引っかかり大変な思いをすることになるようです。でも公園の歩道を歩いて眺めている限り、この時期の花として風情があるもんですよ。


名前通りかな(クサギカメムシ)

おはようございます。今五時を少し回っています。今日も雨です。今のところ強くはありませんが、午後からは本降りになるそうです。今日は高齢者大学の自然体験クラブの活動があり、その補助スタッフとして参加します。森林浴とリラクゼーション、その後ヒサカキとヨモギのお茶を楽しむそうです。こんな天気だと森を歩くのは大変ですね。誰も滑って転ばなきゃいいのですが。
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今日の写真も在庫からになります申し訳ありませんね。
今年は虫たちの多い夏になりそうですが、このカメムシたちも多いようですよ。カメムシも種類が多く野外で見かけてもすぐには何カメムシか私の能力では見極めることは無理なんですが、ご紹介するカメムシはおそらく「クサギカメムシ」で間違いないと思います。
クサギカメムシはかなり大きく冬眠で人家にも入ることもあるそうで、こんなのがぞろぞろ出てきたら大騒ぎ間違いないでしょうね、それに悪臭も放つようですから。


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