昨日午前中の散策でスズサイコを発見!

スズサイコはキョウチクトウ科又はガガイモ科の草原性草本で草丈は40~100㎝くらいのヒョロリとした一年草です。

日照を好むので他の草が茂る環境では生育できず、草刈りが行われて日照が確保されるのが必須条件です。

有馬富士公園では棚田周辺や、流紋岩の露頭の日当たりのいいところで見ることが出来ます。

今回平谷川の土手で生育してたのはこれらの条件がうまくかみ合った結果でしょう。

多くの府県で絶滅危惧種に指定され、国の準絶滅危惧種に指定されていますが、ここ兵庫県では草原環境が多いかして、わりに見る機会が多いようです。

いずれにせよ、まさかまさかのスズサイコ・・朝の散策ではこんな感じ、
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花は閉じています。


で、夕方7時前に再度訪問。徒歩10分の場所です。
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もう花は開いていました。

今開いていないのは未熟なつぼみ、これから先も楽しめそうですね(#^.^#)

花をアップで撮ってみました。

花冠は5深裂で外側に巻き込みます。
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色は写真のような緑黄色から赤褐色まで、副花冠は緑黄色で内側に巻き込みます。

虫媒花なのに夜じゃ虫が来ないのでは?と思っていたのですが、
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飴色の小さなアリが訪問していました。

果実はガガイモとよく似ている袋果です。それを観察出来ればいいのですが・・・

それじゃあ 


本日もご訪問頂きありがとうございました。またのお越しをお待ちしております。