散策をしていたら、目の前の手すりにヒョコッととまった虫がいた。以前会ったような無いような・・・・、細い記憶の糸を手繰って思い出したのは『ヤマトシリアゲ』だった。
「モリアオガエル」の卵塊にとまって交尾していた。1匹が小さな虫を吸汁しているところへもう1匹が交尾を仕掛けている場面であった。
しかし、あの虫は真っ黒だったはず・・・。この虫は透明かかった茶色だ。形はソックリだが・・・・。
帰宅後、勉強したところ。全くの同種であることが分かった。「ヤマトシリアゲ」は春に出てくるものは体色が黒で夏出てくるのは茶色だそうだ。
以前は異種とされ『ベッコウシリアゲ』の名前を戴いていたそうだ。
体型は正にサソリをミニサイズにしたもので、英語圏ではスコーピオンフライと呼ばれているのも納得できる。しかし、このスタイルをとるのはオスだけでメスは尻を上げることもないようだ。
又オスは尻にまるでハサミムシのような交接器を持っており、武器として使用するといわれている。
久しぶりに鳥さんの話題です。猛暑の中私が公園を訪れる時間帯では鳥さんは日陰で休息中のようで余り動きが無かったのですが、木の実が熟し始めるとともに出会える機会が増えてきたようです。
『アカメガシワ』の実については以前報告しましたが、熟したところを撮ろうと待ち構えていても直ぐに無くなってしまっていて中々撮れずにいました。僅かに残った実をアップで撮ってきました。
それと共にこの実が直ぐに無くなってしまう原因も判明しました。このお尻を見せている小鳥の仕業でした。
そう『メジロ』です。メジロは春には花の蜜を好んで吸うなどグルメな鳥ですからさぞかしこのアカメガシワの実も美味しいのでしょうね。
以前報告していた『エゴの実』を『ヤマガラ』が運んでいましたので、証拠写真ですが載せておきました。