越冬準備

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あれ程沢山の実をつけてくれた柿の木も、今はすべての葉を落とし厳しい冬を迎える準備に入った。
今は小鳥にプレゼントの2個だけが、裸のこずえで寒そうにしている。
こちらの気持ちが伝わったのか、早速小鳥がやって来て、柿の実のご馳走にありついたようだ。
もう一個はまだ少し硬いのか、手を付けていない。よく知っているものだ。

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最近は毎日のように氷点下の朝が続いて、庭の僅かばかりのプランター栽培の野菜も生育が止まってしまった。
まだ霜で傷められてはいないようなので、手遅れにならないうちに手を打つことにした。
寒さに強い種類だけは外で辛抱してもらって、残りは一緒に霜よけの下にまとめてしまった。

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昔は透明のビニールを被せ、日照の強いときには蒸れないように通気を確保したり、稲藁を上にかけたりした。
畝を覆うフレームには細い竹を曲げて作ったものだが、今は違う。
透明のビニールや稲藁の代わりに便利なものが出来ていた。ポリプロピレン製の不織布だ。なんと光の透過率は90%もあるという。
又竹の代わりに、最初から湾曲させたフレームまで用意されている。

これなら日照の少ない冬場でも、モヤシになることは無いだろう。しかも、寒い北風や、霜からガードしてくれ通気性も保たれる。
乞う、ご期待といったところか。
© 2007 o-san