平谷川の川原で紅花千振と花浜千振が咲き始めました。

2bvjnzfi_s平谷川では「ベニバナセンブリ」のほうが優勢、100近い個体数を誇ってます。
高さ40センチくらいの花です。
ピンクの12ミリ位の花を沢山つけます。


0z2324yt_s花のアップです。肉眼ではよく判らなかった雄蕊のヨレがよく判ります。
咲き始めの雄蕊はこんなヨレてないのに、成熟するに従ってヨレてくるのです。
秋に発芽してロゼットで冬を越す2年草です。


Ph_lrhsj_sこれはたまたま先ほどの群生地の近くでポツンと咲いていた、「ハナハマセンブリ」です。

ベニバナセンブリに比べ、花も小さく、花弁もスリムに出来てます。
この個体は高さ25センチくらい、やせ細った感じでしたよ。


Zx74aict_s花のアップです。これも同じように雄蕊がヨレてますね。
直径8ミリくらいの花で色はベニバナセンブリより濃いピンクです。
春に芽を出す、1年草ということです。
これら2種とも帰化植物のようですが、日本の千振のように薬用にはならないのでしょうね。

元祖センブリは見たことないのですが。