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兵庫県立人と自然の博物館(ひとはく)では、日仏共同企画「ファーブルにまなぶ」展を11月30日まで開催しています。

これは、ファーブルの「昆虫記」刊行100年を記念して行われており、当博物館が採集巡回館になります。9月27日に「ファーブル昆虫記を読み解く」というタイトルで、セミナーがありましたので参加してきました。

セミナーは館主任研究員 橋本佳明氏による軽妙な解説で楽しく受講できました。又、館内にはファーブル自身が製作した昆虫標本や、草花標本、スケッチなどの実物が展示されつぶさに見ることが出来ました。

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一番驚いたのは昆虫記が創刊されたのはファーブルが56歳のときで最終巻は84歳のときであったということでした。フランスでは昆虫学者は不遇で生活もままならなかったということです。「虫愛でる国日本」とは大違いのようです。従って評価も高くは有りません。

左上の写真は、恥ずかしながら私の出展作品です。「未来のファーブル」「兵庫のファーブル」という企画で自然関連の作品を募集していましたので、応募したところ掲示していただけました。例の「アオメアブ」の全身写真です。

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その後 博物館から自宅まで7キロほどの道程を秋を楽しみながらブラブラ歩いて帰りました。

道すがらの出会いです。左上は「ヒヨドリバナ」です。花の色は真っ白、茎はやや赤っぽく葉の特徴から、「ヒヨドリバナ」と同定しました。

右上は例のクサギです。花も終わり、実が色づきはじめました。風が強くいい写真を取れませんでしたの若干修整しています。