この後、山道は急峻な坂となり、足元には大小の鋭い角の岩がある状態で、なれない私は写真など撮ってもブレブレで使い物にならないものばかりでした。

ヤット折り返し点に到着、そこでお昼休みとなりました。コンビニで買ったおにぎりを3個ペロリと平らげ靴を脱いでゴロリと横に・・。

上空には弁当狙いでしょうか、大きなトンビが輪を描いています。カメラを構えるとスッと消えるの繰り返しで、撮影を諦めました。

休息後、その辺りをブラブラしてますと、足元には、「ヤブコウジ」の赤い実が点在し、「センボンヤリ」の閉鎖花が名前どおりヤリのように伸びていました。

また「チゴユリ」も黒い実をつけており、来年はこの花も見てみたいものです。




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上段左から「センボンヤリ」「チゴユリ」

下段左から「マメガキ」「ベニバナボロギク」「キヅタ」




この地点から再びを別ルートで下ることになりました。食後体力を回復できたのでしょうか、皆さんの足は、千日回峰の僧侶のごとく、快調そのものでした。

御蔭でこちらは写真撮影も断念、里近くになってやっと撮影を再開できる始末でした。

里近くには「マメガキ」の大きな木があり、沢山の実が付いていました。熟した実はおいしいですよという話で早速試食、渋みも無く種も無く、まるでぶどうを食べるような感覚で食べられるのには驚きでした。

背丈2mを超えるような大きな野草がありましたので先生に尋ねると「ベニバナボロギク」とのこと、誰が付けたか失礼なボロなんてね。

その他には「キヅタ」が丁度花を開き始めたばかりでしたので撮ってきました。地味すぎて花とは気付きませんよね。

遠くに駅舎が見えてきました。本日の野外観察も終わりに近づいてきたようです。最後まで読んでいただき、有難うございました。

25日から、しばらく函館に参ります。観光半分 息子の用件半分の旅です。皆様のブログ拝見・コメントできませんので悪しからずご了承ください。