3月7日に篠山へ出かけて以来、花粉症が急速に悪化して喉の痛みと眼の結膜炎で医者へ駆け込み、その後蟄居を余儀なくされていた。薬の御蔭でかなり回復してきたので懲りもせず、散策病のほうが頭をもたげてき MFの様子を伺ってきた。草花は予想以上の速度で季節は進んでいたが、冬鳥のジョウビタキやツグミはまだMFの住人として留まってくれていたのでややホッとさせられた。一時期目に付かなかったモズも懸命に虫採りをしていた。恋の季節はまだ先なのだろうか?
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これはオオイヌノフグリに似ているが、以前ナズナさんが紹介されていた『イヌノフグリ』である。今やオオイヌノフグリに駆逐されかけている植物だが、当地でも見ることが出来、何故かホッとさせられる。オオイヌノフグリに比べると色は淡く、花は小さく全く目立たない存在だがここでは本種のみの群生が見られた。

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驚いたことに『ヤハズエンドウ(カラスノエンドウ)』が既に花をつけていた。桜と同時くらいに花を見た記憶があるので明らかに去年よりは10日以上は早いだろう。

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これはMFで毎年一番に開花する『ソメイヨシノ』である。本日のところ、蕾が膨らみ緑の先に少しピンクが覗いている状態だ。後10日くらいで開花するかもしれない。