今日は自然学習センターの近くで見つけたありふれた植物の中から、
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『ジシバリ』です。学習センターの壁に沿って生えています。葉はほぼ円形で地面を這うように茎を伸ばし広がっていきます。花茎は10センチくらいに立ち上がり葉を付けることはありません。舌状花のみの花をつけます。キク科の多年草です。
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これは『オヤブジラミ』です。事務所横の生垣の中にもはえている植物です。小さな目立たない花をつけていますが、実は所謂ヒッツキムシで衣服にくっつき勢力範囲を広げていきます。名前は虱のようにくっついて離れないところから来たようです。セリ科の一年生の植物です。
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センター横を林のほうに抜ける道のクヌギの葉によく見かけられます。『オトシブミのゆりかご』といわれるものです。オトシブミ科の昆虫が栗やクヌギなどの葉を巻いて中に卵を産み付けます。孵化した幼虫は木の葉を食べて成長します。これは『揺籃(ようらん)』といわれてますが、下に落ちることもあり、その形が昔の落し文に似ているところからこれを作る虫の名前になったようです。