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学習センター裏から林の生態園に下りる坂道の途中の林の中に『オトコエシ』が2本咲いています。
9月6日に撮った写真ではまだチラホラ咲きでした。
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白色の筒状の花ですが、花冠は5裂し直径は5ミリも無い小さな花が集まっています。雄蕊の数は何故か少なく2~3本しかありませんでした。
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9月20日に再度訪れたときは、花の盛りは過ぎ殆どが結実していました。
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果実は3ミリ程度の痩果ですが、周囲に直径7~8ミリくらいの円形の翼(小苞)がついていて非常に特徴があります。おそらく風に乗って少しでも遠方へ飛ぶよう工夫しているのでしょうね。
同じ仲間(オミナエシ科)に秋の七草にもなっている『オミナエシ』がありますがオミナエシの果実にはこの翼は付いていません。
オミナエシは『女郎花』と書かれますが、オトコエシは『男郎花』と書かれます。
オトコエシは女郎花よりも逞しく草丈も軽く1mを超えています。又花の色もオミナエシの黄色に対し、白色ということでこの名前を戴いたようですね。