ご存知『ハシビロガモ』です。
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福島大池には沢山いますが、観察を続けていて彼らの奇妙な動作が気になりだしました。
彼らの食事は岸や浅瀬でついばむというのではなく、池の真ん中で摂っているようです。
その方法はあの広いくちばしで水を漉しながら浮遊している、植物のかけらや、植物性動物性のプランクトンを摂取しているようです。
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一羽がやりだすと、他のものも同じように始めるんですが、まるで相手のお尻を追いかけるように同じ場所でクルクルと回りだすのです。
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それが2~3羽ならともかく数十羽がやり始めると、まるで浮島のように水面に塊が出来てしまいそれが同一方向(反時計回りが多いようですが)に回るんですから、初めて見たときは一体何が始まったんだと、興味津々でした。
昨日行われた『ひとはくセミナー』で講師の遠藤さんに採餌動作であると聞いたんですが、大勢でやることで底の泥をかき回して浮遊させる効果が大きくなるんでしょうね多分。