高い梢に止まった鳥を双眼鏡で観察し写真に撮り、さてあなたは誰と調べてみましたが、スッキリしてません・・・。
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長年の経験??による直感的同定では『ジョウビタキ』のメスです。
でも肝心の翼の紋付が数枚とった写真のどれ一つにも写っていないのです。
『ジョウビタキ』も他の鳥同様、メスはなんとなく柔らかくやさしい雰囲気を持っています。オスは頭が灰色、顔と翼は黒、胸はオレンジとなんとも派手なんですけど・・・。
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有馬富士公園にはジョウビタキはオスメスとも棲んでいるようです。この時期はそれぞれが縄張りを持っていて、仲良く暮らすということには程遠い状態です。
このような高い木の梢にとまることは稀で、ほとんどが2mくらいの低い枝にとまって地上を睨みつけています。動くものがあれば飛びついて捕食するのです。
冬鳥でシベリアからの訪問者ですが、渡って来た当初は人影を見るとすぐ逃げますが、春になって帰る頃にはスッカリなれて、写真のモデルにも喜んでなってくれますよ。