最近は極普通に見かけるようになった『ツマグロヒョウモン』です。春に羽化した蝶でしょう。
Img_2607
世代をつなぐ相手を見つけたようです。
タテハチョウ科のツマグロヒョウモンは南方系の蝶ですが、最近は関東地方でも普通に見かけるようになったそうです。
幼虫の食草はスミレ類の葉で、幼虫で冬を越します。地球温暖化と昨今の園芸ブームでパンジーやビオラを植えるお宅が増えたのもこの蝶をよく見かける一因となっているのかもしれませんね。
Img_2626
写真の左側がメスで、羽を広げると前翅の先端が黒く、其処に白い筋が入っています。
右はオスで全体に豹柄になっていてメスとは全く違う色柄です。
前翅長は35ミリくらいで、花から花へと飛び回っている中型の蝶です。
(前翅長:前翅の長辺の長さです)