21日に展示写真の交換を兼ねて、公園内を散策してきました。久しく行ってなかった鳥の広場を経由して、例のエノキの半朽木を見に行きますと・・・・。
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エノキの幹に、体長が40ミリほどの大きな蜂がザット数えただけでも30匹はいたでしょうか、いずれも体長の1,5倍以上の長い産卵管を持ったメスの蜂でした。
幹を歩き回ってしきりに産卵場所を探っているようで、産卵を始めている蜂も見受けられます。
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体長の割には幅が狭く押しつぶしたような身体には黄色い斑紋が付いてタイガースカラー、タイガースファンが見れば喜ぶこと請け合いですよ。
帰宅後調べますと、この蜂の名は『オオホシオナガバチ』というらしいです。
寄生蜂でキバチやカミキリの幼虫を探り当てて直接産卵管を突き立てて産卵するらしいです。
分厚い木肌の上からそれらの幼虫の居場所をどのようにして探り当てるのか不思議ですね。
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産卵管は普段は鞘に入っていますが、産卵時は腹部に抱き込み細かい振動を与えながら(写真を撮るとお尻だけピンボケになるのでそう判断したのですが)差し込んでいくみたいです。
ヒラアシキバチのように産卵管が抜けなくなってそのまま絶命というほどではないようですが、中には抜けなくて産卵管だけが残っているのもありました。