昨日は本日開催の高齢者大学自然体験クラブ第一回講座の下見ということで、公園を一回りしてきました。日差しが強く雨が長く降っていないので湿地も乾燥し始めそこに棲む生き物たちも大変なことだと思われます。スズメバチは相変わらず多く、観察や散策にはこれからも注意が必要だと思われます。
さて今日の写真はベニボタル科『カクムネベニボタル』です。
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最近チョクチョク林縁や林床の草で見かけるのですが、この時は手すりの上でオスとメスが仲良くしていました。逃げそうになかったのでしばらくモデルになってもらいました。胸の角張が強く大きく見えましたのでカクムネベニボタルとしました。
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オスの触角は櫛状になり非常に立派です。表面積が多い分敏感でメスを探すのに有利だと言われています。上翅の赤色は危険色で捕食者から身を護っている役目があるようですよ。