昨日はいい天気だったんですが、またもや曇天です。
今年の梅雨は梅雨らしい梅雨。ということでしょうか、三田地方は梅雨寒ということで肌寒い日が続いています。
バナーにも書いてますように私は趣味で自然観察をしていますので、完全な素人です。ときおりプロの指導員の先生に教えてもらっているのですが、今回も失敗をしでかしていました。
公園には幹の直径が目通りで30センチくらいの枯れ木があるのですが、そこは毎年、キバチやそのほかの昆虫でにぎやかになっています。
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先日訪れたときは、この蜂たちが一点を取り囲むようにしてとまっていました。一見してこれはメスの誕生を待ち構えるオスたちだと判断したのですが、名前はさっぱりわかりません。
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その横では昨年も出会った『オオホシオナガバチ』の雌がとまっていました。
この蜂の幼虫はキバチの幼虫に寄生するそうで、このようにメスが樹の中の様子をうかがっているのです。
後日このオスの写真を持って指導員の先生にお伺いを立てたのですが、「その蜂はまだ名前がついていません」と即答されました。
そこで木の様子を話しして「横にオオホシオナガバチがいましたよ」と言ったのですが、指導員は「それがその蜂の雌です」とこれまた即答。
私がずっとオオホシオナガバチと思い込んでいた蜂はまだ名前のついていない蜂だったようです。
昆虫の世界は奥が深いですね。素人判断は禁物のようです。
したがって学習センターに展示しているこの蜂の名前は間違っていますのであしからずご了承のほどを、後で訂正に参ります。