ひんやりとした気持ちの良い朝を迎えました。昨日は時折強い雨と雷に見舞われましたが、そのおかげでクーラーも扇風機もなしの一日でした。これからの厳しい夏にせめて1週間に1度くらいこのようなことがあってもいいですが…。
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今日の写真は今年エゴノキでよく見かける『エゴノネコアシ』です。これは「エゴノネコアシアブラムシ」の寄生によって木の芽が肥大をした虫こぶです。まるで花が開いたような形をしていますが、出来始めは猫の足の形に似ているのでこのような名前がついたようです。もう7月ともなりますと、この虫こぶの中で暮らしていたアブラムシたちは開いている先端から飛び去り、中には白い排泄物?だけが残されています。
飛び去ったエゴノネコアシアブラムシはイネ科植物のアシボソやチヂミザサに寄生し冬を越し春に再びエゴノキに戻って来るそうですよ。でも、アシボソもチヂミザサも1年草なのですがそんなところへ帰省して冬が越せるんですかね。