おはようございます。三田は素晴らしい夜明けを迎えています。日の出前の茜色に染まった東の空は台風で空気がきれいになったおかげでしょうか それはきれいなものでした。最低気温も12.6℃と寒いほどの温度です。
さて今日は台風前でまだ痛みつけられていない下草の中からひっつきむしを見つけましたので2種類紹介します。あまり馴染みの無いものかもしれませんよ。
いずれも林床の薄暗い小道沿いによく見られるものです。


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まず『チヂミザサ』です。チヂミザサはイネ科チヂミザサ属の1年草とする人と多年草とする人があります。私は1年草派です。と言っても冬に根が残っているかどうか調べたこともないので大きなことは言えませんが。今花を咲かせています。実は芒から粘液を出してひっつく仕組みです。


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次は『ウマノミツバ』です。セリ科ウマノミツバ属の多年草です。毎年同じところで見ることができますが、年々株が増えていってるようです。両性花と雄花が混在しています。両性花は成熟するとかぎ状にまがった多数の針で道行く動物に種を運んでもらう仕組みです。
秋の公園散策はたくさんの果実を見ることができます。楽しみが多いですから自然観察をお勧めします。