水辺の生態園には池を縁取る植物として、ヒメガマ が植えられています。
あまり繁茂しすぎて、2年ほど前にはかなり間引かれたようですが、それでも池の景観が台無しになることはなく上手く調和しています。
よく似た植物でガマというのがありますが、雌花(ソーセージ状部分)が太いうえ背も高く、この小さな池には似合わないと思われます。
ガマとヒメガマを見分けるポイントとして雌花の太さ以外にも穂の上部の雄花と下部の雌花との間隔でもわかります。写真の様に間隔が有ればヒメガマです。
ガマ科ガマ属にはこの他に5種ほどあるようですが、私はまだお目にかかったことがないようです。
当地はガマが圧倒的に多いです。
花の間はまだ良いのですが、花穂が破裂してくると、綿埃で見苦しくなるのが難ですね。昔は綿埃も利用されたのに人間は勝手ですね。