く~ちゃんの自然観察記

身近な自然観察や日々の出来事を気ままに綴っていきます。

2011年08月

福島大池北側の棚田の土手に咲き競う『サイヨウシャジン』の仲間です。
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普通「ツリガネニンジン」という名前で親しまれているようですが、この有馬富士公園に咲いているのはその原種である「サイヨウシャジン」と考えていいと思います。
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花弁の先端がベル状に広がらず、ツボ状になっていることや雌蕊が長いことから判断しています。
キキョウ科の多年草で刈り込みによる撹乱の生じる場所に適しているようです。


最近、クシャミ、鼻水で困ってる方はいませんか?私は公園を散策すると必ずクシャミが出てその後、鼻水に悩まされます。
そこで公園で犯人探しをしてきました。「ヨモギ」はまだ蕾の状態ですし、その他に考えられるのは『ブタクサ』だと探し回って、ヤット一株見つけました。
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ブタクサはキク科の一年草で北アメリカ原産の帰化植物です。ヨモギ同様風媒花で、秋のアレルゲンとして有名です。
「セイタカアワダチソウ」を「ブタクサ」と思っている人が居るようですが、昔マスコミの誤った写真掲載で誤解を生んだようですね。とんだ濡れ衣です。「セイタカアワダチソウ」は虫媒花でアレルゲンにはなりません。念のため。


この時期の散策ではよく出会う『ハラビロカマキリ』です。
未だ幼虫ですが、此処まで大きくなるのはさぞかし大変なことだろうと思います。
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大半の兄弟達は既に淘汰されてしまっていることでしょう。
今年はこの緑色しか出会ってませんが、褐色もいるはずです。何時も攻撃的でレンズを睨みつけています。樹上性が強いようで出会うのは樹の上いるときです。このときはエノキに居ました、エノキの実も大分色付いてきたようです。


林の生態園の路側では多くの『ヤブラン』が花をつけています。
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ヤブランは東アジアに自生する常緑性のユリ科の多年草です。
秋の訪れを告げるかのように毎年この時期から花を付け始めます。
此処に植わっているものが植栽かどうかは知りませんが、この植物の好む環境が備わった場所だと思います。
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草丈は30センチほどで、小さな紫色の花を穂状につけ、薄暗い林を彩っています。


最近よく『ベッコウバチ』を目にするようになりました。何時も忙しげに、飛んだり、駆け回ったりしています。
『ベッコウバチ』の仲間は蜘蛛をハンティングすることで知られています。蜘蛛を捕らえて麻酔をし巣穴に入れて幼虫の餌にするのです。
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何時も慌しく動くので、写真を撮る機会もありませんでしたが、このときはイヌザンショウの花の上で留まっていました。
口に何かくわえているのですが、幼虫に与える蜘蛛にしては小さいように思われ、なんだかよく判りません。
肢と翅、頭部と前胸部が鼈甲色で翅の先端と胸部腹部は黒い綺麗な蜂です。スズメバチを思わせる複眼は迫力がありますね。


今年は公園の路傍のいたるところで見ることが出来ます。
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トウダイグサ科の1年草で『オオニシキソウ』と呼ばれている植物です。白い目立たない小さな花を咲かせ、もう結実しているのもあります。
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草は立ち上がり、丈は40~50センチになる北アメリカ原産の帰化植物です。
同じ仲間で在来種の「ニシキソウ」、帰化植物の「コニシキソウ」「ハイニシキソウ」がありますが、いずれも立ち上がることなく地面を這う性質を持っています。


蒸し暑さが戻ってきた、関西地方です。
昨日は1週間ぶりに、有馬富士公園を散策し、秋を探してきました。
それなりに収穫はあったんですが、皆普通の秋の入り口の姿でした。
しかし、これを見たときは唖然としました。
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福島大池は少し水位が下がって、周囲には底が現れているのですが、その水辺で・・・。
最初見たときは、『ムツゴロウ』かと思いました。そんなはずはないですよね。此処は兵庫の内陸部のため池です。淡水です。有明海ではありません。
この生物が岸辺を水辺を所狭しと蠢いていたのです。
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暫らくして理解できました。『ウシガエル』の変態直前と直後の連中のようです。ここにある写真はほんの一部、岸辺のいたるところでこの光景が・・・。
エライコッチャ。この先どうなるんでしょう・・・。


林の生態園の林縁で今年も『ママコナ』が咲きはじめました。
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ゴマノハグサ科の一年草で、夏の終りから初秋にピンク色の唇形花を沢山つけます。
半寄生植物とされており、ススキや笹類に寄生するようですが、この公園のものは草丈も20センチくらいで小さく、貧弱でチラホラとしかありませんので、寄生はしていないと思われます。
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名前の由来は花弁についている白い部分を飯粒に見立て、『飯子菜』といわれた説と、種が飯粒に似ているためという説があるようです。私は種を見たことないので何ともいえません・・・。
三田近辺では虚空蔵山の山頂付近の道の両脇にその群生を見ることが出来ますよ。


林の生態園の下草に、時折この虫を見かけることが多くなりました。
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キリギリス科の『アシグロツユムシ』の幼虫だと思われます。幼虫といってももう高校生くらいでしょうか、間もなく茂みからこの子たちの声が聞こえ始めることでしょう。
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後肢が身体に比べて不釣合いなくらい長く、関節と脛から下が黒いのが特徴で鳴き声は「ジュキ・ジュキ・ジュキ」と聞こえてくるようですが如何でしょうか?
上の写真はメスのようで産卵管が見えています。下の写真はオスのようですね。


笹原をバックによほど注意しなければ、見落としてしまいそうな『オミナエシ』が一株ヒッソリと佇んでいます。
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有馬富士公園ではオトコエシは非常に環境に適合して勢力を広げているようですが、「オミナエシ」は細々と命を繋いでいる感があります。2年前に一度確認し、昨年は見ることが出来ませんでした。今年は今のところこの一株だけです。
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秋の七草としてメジャーなこの草花がもっと繁殖してくれる環境になってほしいものですね。


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