く~ちゃんの自然観察記

身近な自然観察や日々の出来事を気ままに綴っていきます。

2011年09月

福島大池北側の棚田の下の水路で見つけました。
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綺麗な青紫の花をつけた植物です。
葉は幅の広い線形で茎の途中から数個の花を咲かせていました。
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これは『コナギ』という、水田で嫌われ者の野草だそうです。
最近は農薬の普及であまり見かけることもなくなったそうですが、この公園の棚田では農薬を使うことも無いので復活していたようです。
我々観察マニアにとってはなかなかお目にかかれない代物のようですから得をした気分ですが、農家の方たちには迷惑な代物なのでしょうね。


福島大池のカモたちの続報です。
今年は9月22日の台風開けの日に出掛けて初めて姿を見たのですが、それから1週間経った28日に再度確認してきました。
姿を見ても、この池を中継して次の池に移動することはよくあることです。同じ個体かどうかは確認すべくもありませんが、数としては『コガモ』が15羽、『ヒドリガモ』が6羽と1週間前より増えていました。
この時期のカモはまだ夏羽のままですから雌雄の別はハッキリしません。
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『コガモ』達は臆病ですから、池の中央付近でかたまっていました。
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『ヒドリガモ』たちは岸近くまでやって来て潜って餌を探していました。
今年は水位が高くカモ達も餌摂りに苦労しているようですよ。


9月の中旬頃から林の中で、多数の『ホタルガ』に出会いました。
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まるで乱舞といっていいほどの数の多さです。私の身体にも平気でとまってくる始末です。よほど生育条件が整っていたのでしょうね。
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よく似た蛾で『シロシタホタルガ』というのがいますが、上翅の白線が写真のようにV字形になっているのが本種で、シロシタホタルガは横一文字に近い形です。
本種の幼虫の食樹は『ヒサカキ』でシロシタのほうは『タンナサワフタギ』です。


9月中旬から林の中でよく見かけるようになりました。
イボまみれの真っ白なキノコで幼体は直径4センチくらいの球状になっています。根元はやや膨らんだ状態です。
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これが開くと傘の径は10センチくらいの立派なキノコになります。イボは台風開けにもかかわらず沢山残っていました。内皮膜がまるでスカートのようにぶら下がっています。色はやはり真っ白のままで林の中であちこちよく目立っていました。
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『シロオニタケ』はツバが残らないということを読みましたが、この色の白さと、根元の形状から『シロオニタケ』ということにしておきます。ご意見を頂ければ幸せです。


今の時期は公園を歩いていると、地上に実の付いたドングリの枝が落ちていることがよくあります。
この日もあちこちで見かけたのですが、クヌギのドングリを観察をしてきました。
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枝は10センチほどで必ず実がついています。そして、その実には少し黒ずんだ傷が付いています。これは産卵した跡のようです。
又、枝の切り口はまるで刃物を使って切った綺麗な状態で、風などで折れて落ちているわけではありません。
これをやったのは『チョッキリの仲間』の仕業だそうです。
チョッキリお父さんとお母さんは共同作業でドングリの殻斗の際に穴を開けます。お母さんが卵を産み、お父さんが穴へ押し込み、夫婦で枝切りをするそうですよ。
産卵現場に出会えたら幸せなのですが、今のところチャンスがありません。


今年は福島大池周辺でよく見かける『アオイトトンボ』です。
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林の中でも飛んでいます。
自宅近くで見かけるアオイトトンボよりも体が大きいので最初はオオアオイトトンボかと思っていましたが、写真を撮って同定するとやはり『アオイトトンボ』でした。生育環境で体の大きさは変わるんでしょうね。
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神戸のトンボというサイトがありまして、詳しく解説されています。本種は尻尾の先端とその前の腹節が白いことで見分けることが出来るようですよ。


『コミカンソウ』は園内の日当たりの良い路側に生えていることが多いようです。
トウダイグサ科の一年草で暖地を好む傾向があるようです。
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草丈は30センチほどに伸び、不規則に15~20センチほどの小枝を伸ばします。小枝にはほぼ全縁の縦12ミリ横6ミリほどの葉が対生で並んでいて、その基部に下向きに花が咲きます。
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小枝の先端には白っぽい雄花が数個、それ以外は全て雌花で結実すると直径が3~4ミリのミカンのような形の果実が付きます。
名前はこの状態から付けられたようです。


昨日22日、台風一過の有馬富士公園に出かけました。
風が強かった割には倒木も目に付かず、木の枝が少し散乱している程度でした。今年度から県の公園整備の契約が変わったのかして、兎に角綺麗に整備されています。台風が過ぎ去った昨日午後に掃除を済ませていたのかもしれません。
公園に行った理由の一つは、去年9月20日に第一陣が到着していましたので今年はどうか見に出かけた次第です。何の第一陣かといいますとこの子たちです。
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今年もやってきました。台風のもたらした強い北風を利用して省エネ飛行をしてやってきたのでしょう。
コガモが9羽(2羽は離れてました)とヒドリガモが5羽です。まだ人馴れしてませんので池の中央に固まってます。双眼鏡でヤット現任できました。
カルガモが一羽ヒドリガモに挨拶をしに行ってましたが、完全無視されてます。言葉が通じないようですね(笑)。


自然観察をしていたら、思わぬことに出くわすことがあるのですが、このときもそうでした。
『ヤブガラシ』はその花の写真を撮ろうとしても、花弁(萼片)が直ぐに脱落するため、なかなかチャンスが無いのですがこのときは1箇所で2つも花弁つきの花を発見しました。
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左上の緑色の花弁を広げたのがそうですが、これがあまり時を経ず右のように花盤を残すだけになります。更に時が経つと左下のようにピンク色に変わります。花盤には甘い蜜があり、虫たちが沢山集まってきます。
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もう一箇所を撮ろうとピント調整をしてるとなにやら大きなものが液晶画面に・・・。『アッ!スズメバチや!』と驚き慌て思わずシャッターを押した画像がこれです。夢中で押した割にはいい写真でしょ(笑)。
笑い事で済んでよかったですが、思わず後ずさり・・・。スズメバチは何事も無かったように飛んで行きました。


キク科にはこのように頭花が筒状花のみで構成されているものが多くあります。
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舌状花を持つものに比べかなり見劣りしますね。何故舌状花を持たなくなったのは知りませんが、花粉を運んでくれる虫さんにとってはあまり価値観は変わらないのでしょうか。
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公園の花の道の入り口で見つけた『ダンドボロギク』です。名前の由来を調べたら、段戸山(愛知県設楽町・1152m)で最初に見つかったと書かれていました。
よく似た「ベニバナボロギク」も公園で見ることが出来ますが、大きな違いは花が上を向いている(ベニバナボロギクは下向き)ことでしょう。
それにしても、ボロとはひどい名前をもらってますね。そのほか見ることが出来るボロは「ノボロギク」があります。


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