く~ちゃんの自然観察記

身近な自然観察や日々の出来事を気ままに綴っていきます。

2012年01月

寒い寒いと呪文のように毎日言いながら、早いもので一月も今日で終わりですね。公園にこられる人の数も少なくはなっていますが、日課として訪れる高齢の方々や子供を連れたお母さんやお父さんで、それなりに人々が行きかい楽しそうな声が聞こえてきます。
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今年は越冬がもが少なく静かな福島大池周辺に豊作だった柿の実がまだかなり残されています。この木だけでなく、そこかしこにこのような風景を見ることが出来ます。秋でしたら季節感のある風景も、もうすぐ立春を迎えようとする今ではなんか場違いのような気もします。


一月も30日になってしまいました。例年なら野鳥を撮りにまめに公園に通うんですが、今年はいまいち気分が乗りません。あまりにも少ない野鳥にガッカリすることが多いからでしょう。
今日は年初め人影の少ない公園でリラックスしていた『カワラヒワ』を撮った写真を紹介します。
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カワラヒワはアトリ科の留鳥で河原などでよく見かけます。強いくちばしをもっていて植物の種子を食べています。
人影には神経質でなかなか近づくことはできないのですが、このときは10m位まで近づくことを許してくれました。


園内のアカバナマンサクの花が開き始めました。
アカバナマンサクはマルバマンサクの変種とされ、名前の通り花の色はくすんだ赤色です。
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本来、国内に自生していたものを指した名前なのですが、今は園芸種も多く、本種が厳密な意味でのアカバナマンサクである証はありません。
園芸種として多く出回っている常盤万作もベニバナマンサクと言われることもあり、ややこしいですが常緑で花の色はピンク色ですから見分けは容易です。


昨年はイラガの幼虫が多い年でした。
それを食べる天敵も多かったのでしょうか、繭はさほどたくさん目にしないのですが、先日ハンノキの幹の地上から30センチくらいのところでこの繭を見つけました。
繭は長径が12ミリ短径が10ミリくらいのベージュ色の卵形をしていて、表面には黒褐色の模様がついています。縞模様が多いのですが、見つけたものは斑になっているだけでした。
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中には蛹(または前蛹)が入っていて、春を待っているはずです。
この蛹は昆虫食マニアには垂涎の代物だそうです。
羽化後の繭は上部が見事に円形にカットされています(あらかじめ切れ目が入っているという話も聞きました)が、いまだその瞬間には出会ったことがありません。出会ってみたいものですね。


三田地方では昨朝は今シーズン2番目の冷え込みでマイナス5.4度になりました。もちろんアルミサッシは結露し、それが凍り付いて真っ白になってしまいます。春が待ち遠しい日々です。
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先日、ジョウビタキのオスに出会いました。マイフィールドではかなり前にオスメスともに出会っていたのですが、公園では今シーズン初めての出会いです。
鳥撮りさんの間では、顔を合わせると今シーズンの冬鳥の少なさが話題になります。少ないから余計にチャンスを求め、鳥撮りさんが大砲レンズを抱えて公園にやってくるのでしょう、昨シーズンよりは多くの鳥撮りさんが来園されているようです。


蕗の花芽が膨らみ始めました。春一番の山菜として重宝されている『フキノトウ』ですよね。
これを刻んでお味噌汁に散らすと、春の香り一杯の一品になると先日のTVで申しておりました。
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今週は強い寒波が近畿地方を覆っています。蝋梅同様この花芽も寒さにビックリしているかもしれませんね。
蕗はキク科の宿根草で毎年同じ場所にフキノトウを見つけることができます。雌雄異株で花も雄花と雌花があるそうです。雄花は黄色っぽく、雌花は白色だそうです。雌花は結実しますが、ほとんど地下茎で増えているようなので、実生で増えることがあるのでしょうか。


日曜日に訪問したときにつぼみが開き始めていました。公園には蝋梅の木は2本あるのですが、1本は枯れてしまっています。残るこの木は一杯のつぼみをつけ、満開になれば周りはいい香りで包まれることでしょう。
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去年の開花は2月7日でした。今年は1月22日と半月も早く、暖かい冬を証明しているようですが、今週はこの冬最大の寒波が居座るとか…。
少し早すぎた開花だと蝋梅は狼狽してるかもしれませんね(笑)。


福島大池では少数派ですが、それでも10羽位はいるのでしょうか、コガモです。オスは綺麗な冬羽に換わりました。みな同じかと思ってた顔の隈取りもこうしてみると個体差があるようですね。どちらが男前なんでしょう。
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かれらは名前のとおりカモの仲間では体が小さく、臆病でいつもビクビクして周りをうかがっています。決して人に慣れるということはないように思います。だから、福島大池のような大きな池はノンビリできる反面、餌の確保には人が往来する水辺に行かなければなりません。彼らも苦労が絶えないようですね。


関西地方は暖かい大寒でしたが、週明けとともに厳しい寒波が居座って相当冷えるような天気予報でした。
冬芽はこの時期の自然観察では主役なのですが、今日は『ヌルデ』の冬芽を撮ってきました。
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頂芽は分厚い毛皮におおわれた裸芽で、成長を控えて寒さを耐えているようですね。側芽は葉痕からきわめて控えめに顔を出していますが、これも毛皮にくるまれています。大分寒がりの木のようですが、北海道から沖縄まで広く分布しているごく普通にみられる植物で、ウルシによく似た樹液を出し、五倍子が出来ることから、古くから日本人の生活に深くかかわってきました。


ホトケノザとお友達、いつも一緒にいるのを見かけます。
ロゼットの状態ではホトケノザとヒメオドリコソウはよく間違われますが茎が伸び始めると、ヒメオドリコソウは毛むくじゃらのギザギザハートの葉が特徴で葉柄もあり、上部の葉は写真のように赤紫色になっています。こうなれば私でも見分けがつきます。
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花はよく似た唇形花ですが、ホトケノザよりも小さく触るとポロリと落ちてしまうんですよ。
『ヒメ』というのは植物では小さいことを表しているようで、草丈は10センチほどしかありません。ヒメのつかない『オドリコソウ』はずっと大きく草丈は30センチを超えるようです。
ヨーロッパからやってきたようですが、明治時代のことで100年もたっていますから、ごく普通に見かける春の草花になっていますよね。


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