く~ちゃんの自然観察記

身近な自然観察や日々の出来事を気ままに綴っていきます。

2012年04月

昨日は天気に恵まれ大勢の人が訪れた有馬富士公園です。春のフェスティバル第一日目でした。かなり大勢の来園者があったようで私が帰った一時半には公道に入場待ちの車の列が両方向とも100mほどできていました。
さて今日の写真は花に集まってきた蝶のうちからトラフシジミとベニシジミです。最初にトラフシジミです。
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ご覧のように翅裏には褐色の濃淡で出来た縞模様があります。それを虎の縞にたとえてこの名前がついたようですよ。
トラフシジミの幼虫は実に多くの食草があるようです。バラ科マメ科ユキノシタ科等の花の蕾を食べて大きくなるようです。夏型と春型の年2回の羽化をしますが、春型のほうが縞が濃いようです。
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この時期によく見かけるベニシジミは年3~5回の羽化ですがやはり春型のほうが色が鮮やかですね。こちらはスイバやギシギシ等のタデ科の植物が子供たちの食糧になるようです。
両種の大きさはよく似た大きさで、前翅長15ミリ程度の小さな蝶です。


マスコミでは佐渡のトキのひな誕生で話題となっています。今はトキに限らずいろいろな鳥のひなが誕生する時期です。
先日の散策で鳥さんが大騒ぎしているのに出会いました。餌をくわえたエナガが飛び回り、さらにヤマガラも加わっての大さわぎです。
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何事かとよく見ると、散策道から手を伸ばせば届く低い小枝にエナガの若が必死でしがみついて、泣きわめいていました。どうやらまだうまく飛べなくてどんどん低い場所に移動したようで困っているようです。餌を与えようと戻ってきた親鳥もあまりにも人に近すぎてこれまた困っているようです。ヤマガラは野次馬のようで周囲を飛び回って騒いでいます。
春の巣立ちの時期ならでは光景でしたが、このような場面に出くわしても決して助けてやろうと思わないでくださいね。自然の成り行きに任せましょう。それが彼らにとって一番いいことなんですよ。


おはようございます。今日も快晴の朝を迎えました。東の空が赤く染まり飛行機雲が輝いてとてもきれいでした。
いよいよ今日から大型連休のスタートですね。公園もさぞかし大賑わいになるでしょう。29日と30日は「有馬富士公園春のフェスティバル」が催され、私もお手伝いで出かけることになります。今年のフェスティバルはたぶん記録的な人出になるかもしれませんね。蓋を開けてみなければわかりませんが…。
さて公園は花いっぱいのシーズンを迎えています。木の花も草の花も一杯咲き競っています。私の扱っている花はどちらかと言えば地味系の花が多いのですが、今日はヘビイチゴの花を紹介します。
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小さな黄色い5弁化が沢山咲いていますよ。似た種類が沢山ありますが、ヘビイチゴの見分け方をチョッピリお教えしますね。
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花の大きさは10~15ミリくらいで小さいものです。真上から見たときに花びらの間から尖った萼片が見えています。葉はやや浅い緑色で3枚の小葉が1組になった3小葉です。
名前の由来はヘビがよく出る水辺に咲いているからついたものですが、乾燥した場所でも咲いていますよ。実は無毒ですが美味しくはありません。


5月6日に行うわくわく自然塾の参加賞として押し花の缶バッヂを用意するのですが、その草花を今押し花に加工中です。押し花は花がしおれる前にやらなければ生き生きした感じが出ませんのでどうしても近場での採集になります。マイフィールドには有馬富士公園とほぼ同じ種類の植物がそろっているので助かります。
昨日も採集のためほんの一時間ほど出たんですが、今朝目が覚めると目が真っ赤になっていました。未だひのき花粉が残っていたようで黄砂の影響で症状が強く出たようです。
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今日の写真はギフチョウ待ちの間に撮った写真です。この時は肝心のギフチョウは現れませんでしたが、この子が数匹花の上を乱舞していましたので退屈はしませんでした。
『ケブカヒゲナガ』というヒゲナガガ科の昼行性の蛾です。細い触角は体の長さの4倍くらいはあるようです。これはオスでメスは触角にも毛が生えているんですよ。『名は体を表す』まさにその通りの虫さんですね。


今朝はもう小雨がシトシトと降ってました。三田地方は昨日一昨日と黄砂の襲来に見舞われました。おかげでのどがおかしくなり昨夜は声が出なくなってしまいました。今日の雨は大歓迎、空中の黄砂を洗い流してほしいものです。
さて公園には数種の桜の木があるのですが、自生種となるとおそらくイヌザクラとウワミズザクラ位ではないでしょうか?イヌザクラは大木で双眼鏡でもない限り花を探すこともできませんが、ウワミズザクラは目の前で花を観察できます。
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鳥の広場の出口あたりに枯れそうになったウワミズザクラがあります。でも頑張って、今年も枝先にブラシ状の花を多数つけてくれています。
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花は小さな白い花でおしべがよく目立ちます。多くの虫たちが集まって蜜をなめています、たぶん甘い蜜が沢山出ているんでしょう。
実は小鳥たちに大人気だそうですが、私はまだこの桜の実を見たことがないのです。頻繁に訪れているのですが、いつの間にかなくなっています。今年こそ現認したいと思っています。
さあ皆さんもこの花を探してください。見つかるかな?


今日も快晴の朝を迎えています。外に出るといきなりヒヨドリが飛び立ちました。たぶん玄関わきの木で寝ていたのを起こしてしまったようです。風もない静かな朝にヒヨドリの鋭い鳴き声が響き渡りました。
昨日も公園をぶらついていたのですが、今年は適当な間隔で雨が降るので春の草花にとっては快適な環境になっているようです。あちこちで素晴らしい群生を見ることが出来ますよ。
今日の写真はキランソウです。
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キランソウはシソ科の多年草で園内のやや湿気た場所で見ることが出来ます。さほど数は多くありません。地面に張り付いて広がっていきます。花は紫色でじっくり見るとなかなか綺麗なものです。
別名を「地獄の釜の蓋」と呼ばれていることは有名ですが、図鑑やWEBで盛んに書かれているだけで私は未だにそのような呼び方をする人に出会ったことはありません。
地面に金襴の布を広げたようだから金襴草と呼ばれていたのがキランソウに換わったという説もあるようですよ。
さあ今度はキランソウを探してみてください。ムラサキサギゴケより見つけるのは難しいかも…。


太陽が昇る前に外へ出ましたが、完璧に晴れ渡った雲一つない空です。今日は日差しが強く暑い日になりそうですね。私はまた公園に出かけるつもりですが、恐らく大汗をかくと思います。
公園には多くの三つ葉アケビが自生していますが、五つ葉のアケビとなると自生種を見つけることはできませんでした。
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しかし、鳥の道の入り口には園芸種と思われるアケビが植栽され、今花を付けています。
アケビは一株に雄花と雌花を付けます。雌花は花序の根元付近に1~3個、雄花は花序の先端付近にまとまって数個~十数個つきます。
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白く花びらのように見えているのは萼片で、アケビの場合は雌花雄花共に蕾の成長に合わせて大きくなりますが、三つ葉アケビでは少し異なります。どのように違うか三つ葉アケビの花が咲いたころにお知らせしますね。


今朝も5時に新聞を取りに外へ出ましたが、雨は止んでいました。しかし、まだ降りそうな雰囲気、昨日は一日家に閉じこもっていましたのでナント歩数計の数字は440と過去最低のありさま、これじゃ体に悪いですよね。
先日の有馬富士公園の散策で林床を素早く飛び回っている蝶に出会いました。
地面に止まった一瞬のチャンスに撮影に成功しました。
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飛んでいる状態ではサッパリ何なのか分からなかったのですが、写真を見て正体が判明『ミヤマセセリ』という、春にしか見ることが出来ないセセリチョウ科の蝶とわかりました。
幼虫の食草はコナラやクヌギで蛹の状態で越冬するようです。後翅のゴマ粒を振ったような斑点が目印です。
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同じく早春に出てくる蝶で『コツバメ』です。これも地味系の蝶で翅表は群青色ですがこの時はそれを見せることなく一瞬にして飛び去ってしまいました。
この2羽とも年一回羽化して早春にしか見ることのない蝶でしたから、大満足の出会いと言えます。


今朝はまた雨になっていました。しかもかなり強くシャワーのような降り方をしています。この雨を見越して、昨日はわくわく自然塾の自然観察コースの下見をしてきました。
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往復1時間余りのコースで子どもさんでも無理のない設定になっています。折り返し点には今ムラサキサギゴケが地面一面咲き競って見事に春を演出してくれているのですよ。蝶々が飛びスミレも咲き今は申し分のない情景です。


公園の道路を歩いていると道路わきの石積みの間をチョロチョロと動く影が…。
今年も出てきましたね、ニホントカゲのお出ましです。
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先週あたりから姿は見ていたのですが、冬眠明けにしては動きが早くなかなか写真を撮らせてくれませんでした。
このトカゲは全身が光沢のあるなめらかなうろこでおおわれ幼体は青い尻尾を持っています。成体になるとほとんどの個体の青い色は消えてしまうようです。
公園に棲むもう一つのトカゲの仲間ニホンカナヘビはまだ姿を現しません。ニホントカゲよりもお寝坊なようですね。
彼らが出てくると散策も一段と楽しくなります。


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