く~ちゃんの自然観察記

身近な自然観察や日々の出来事を気ままに綴っていきます。

2012年09月

おはようございます。今室温が22度です。おそらく外はもっと低いと思います。これくらいの温度だともう肌寒く感じますね。
昨日は一日中快晴の絶好の観察日和でした。芦屋市の宮川小学校3年の皆さんが環境学習で有馬富士公園を訪れてくれました。
P1050066
今日の写真は公園でも数少ない植物です。『オケラ』といいます。
オケラはキク科の多年草で頭花は筒状化のみでアザミを地味にした感じの花を咲かせます(写真は蕾です)。花よりも目立つのは苞葉でまるで魚の骨のような形をしています。公園の限られた場所にしか自生していません。全国的にどうかは知りませんが、わが公園では稀少種です。
オケラというと昆虫の方を思い浮かべるのが普通ですが、大みそかに行われる京都八坂神社の『オケラ詣り』は全国的に知られていますね。あのオケラです。
オケラ詣りはオケラの根の混ざった篝火の火をもらい、それをかまどに移してお雑煮を作れば一年中無病息災という言い伝えで今も京都の風物として残っています。薬効すぐれた植物でお屠蘇にも使われているようです。



明日より3日間休ませてもらいます。


おはようございます。
今日は環境学習がありそのお手伝いをすることになっています。芦屋市宮川小学校3年生120名がやってきます。
福島大池にはわたってきたカモがすでに50羽近く羽を休めています。ヒドリガモとコガモたちです。いよいよ秋の幕開けです。
P1050049
その福島大池のほとりに自生種と思われる『ウド』が花を咲かせています。ウコギ科の多年草でまるでヤツデのような花を咲かせます。
三田では特産物として軟白ウドを春に出荷します。今黄金色に染まる田園風景の中に、このようなウドの花が点在しているのを見ることが出来ますよ。
多年草ですが冬になると地上部は枯れてしまい、地下の根塊のみになります。それを掘り出してビニールハウスや、稲わらで作ったウド小屋へ移し替え軟白ウドを生産するわけです。
写真はそんな事とは全く関係なく自由気ままに成長しているウドちゃんです。


おはようございます。昨日夕刻から花粉症の強い症状が出始めています。クシャミと鼻水がとまりまません。今年の秋の花粉症は例年になく強い症状が出ているようです。いよいよ秋本番に入っていくことのようで、今日は福島大池のカモの様子を見てきます。久しぶりの双眼鏡の出番です。日ごろカメラのファインダーばかり覗いていますが視野が狭く、双眼鏡の広い視野を楽しむこととしましょう。
P1050025
今日の写真は『ワレモコウ』です。毎年この時期から咲きはじめます。自生種は福島大池のほとりに数株見られ、そのほかにも棚田の土手には管理保護されたものがかなりの数花を付けています。
バラ科の多年草で毎年同じところで咲きますから、覚えておくといいですね。この花は歌に歌われたことから人気者になり、ホテルやら飲食店の名前にもよく使われているようです。
個人的にはこの紅紫色のグラデーションの見られる今の時季が大好きです。


すっかり涼しくなりました。秋は突然やって来るんですね。確か1週間前は大汗をかいてお墓の掃除をしていました。
今日の写真は薄暗い林縁の道端で見つけました。公園では初めて見たような気がします。
P1040899
『ウマノミツバ』と呼ばれている植物です。9月中旬過ぎに見つけましたが、実と花を同時に見ることが出来ました。
P1040911
花は雄花と両性花に分かれているそうです。白い花で花弁がなんと内巻になって全く目立ちません。両性花の方には棘がついた子房がついています。従って実はまるでオナモミの実のようになります。引っ付き虫として人や動物に運ばれるようですが、引っ付く力はさほど強くないようです。
名前の由来は三つ葉に似ているが食用にならないから馬に食わせるということで付けられたようですが、三つ葉のような香りもなく苦く、馬でも食べ残すかもしれません。


外は雨です。昨夜からズ~ット降り続いています。おそらく秋雨前線の雨だと思います。季節を変える雨で大歓迎ですが、もう1つ嬉しいのは花粉症が収まってることです。
秋の花粉症のアレルゲンにもいろいろありますが、今年はそれらの草の元気がすこぶるいいことも私の花粉症の悪化に一役買ってるのかもしれません。
今日の写真は『ヨモギ』の花です。
P1040877
この花の花粉も花粉症を引き起こすと言われています。悪さをするヨモギですが、我々日本人の生活には深いかかわりを持っています。新芽は食用として、葉の表面を大うけはもぐさとして、また同じ葉には止血効果がそのほかにもお風呂に入れると体を温めて諸病を改善するなど、数えればきりがないほどです。来年の春は新芽を摘んでおいて食べることにしましょうか、少しでも花粉症がましになるかもしれませんね。


スーパーの店頭にはみかんが沢山並ぶようになってきました。時を同じくして公園でも写真の『コミカンソウ』がミカンのような実を付け始めています。
P1040890
日当たりのよい道端で多く見かけるコミカンソウ科の一年草です。葉は小枝に互生しており夜間は上方に閉じます。小枝の下部には雄花と雌花がずらりと並んでいます。雄花は先端に並んでおり白く映っています。雌花は赤っぽく、結実するとまるで小さなみかんのような色形のかわいい実にかわります。かなり群生してみることが出来ますのでお立ち寄りの際は観察してみてください。花の道の入り口に有りますよ。


昨日は高齢者大学自然体験クラブの第5回活動日でした。公園を歩き小さい秋を見つけるテーマでした。キッピーフレンズ3名が講師として公園を案内させてもらいましたが、さわやかな風とやわらかい日差しの絶好の観察日和で皆さん楽しく始まったばかりの秋を満喫されていたようです。
公園も年によって動植物の多い少ないが生じています。
P1040871
P1040946
今年は少ないほうに入るかもしれません、『ヤマトシリアゲ』の秋型です。春型は体色が黒いのですが、第2化の秋型はこのようにあめ色に変わります。それで『ベッコウシリアゲ』とも言われているんですよ。上がオスでシリアゲの語源となったようにお尻をあげています。下のメスは尻を上げることはないようです。


秋の朝です、少し寒いくらい(夏の格好ですから)。長く過酷な夏も終わりを告げたようですね。これから本格的な自然観察の好適期に入り楽しみですが、イベントが目白押しで下見以外にプライベートで公園を回る機会が少なくなってしまったのは皮肉なことです。
P1040832
今日の写真は公園で初めて出会った野草です。もちろん現場では名前もわかりませんでした。いつもの絵合わせでもしばらくは名前がわからなかった『ケアリタソウ』と思われる個体です。
P1040834
花は花弁が不完全な形でついていて蕊が目立ちます。苞葉が葉のように成長しているようです。特有の臭いがあるとされますが、確認してませんので次回試してみます。個体数は少なく福島大池の近くに有りました。


昨日はほぼ一日雨でした。今はもう降っていないようですが、ひんやりとした空気が気持ちいい朝です。昨日は最高気温は25度くらいじゃなかったのでしょうか?夏場冷房で冷やそうとしてもなかなか到達できない温度で一日中過ごせるのですから、自然の力の大きさを感じますね。
公園の秋も一気に進みそうですが、今日は『チヂミザサ』の花を紹介します。
P1040849
チヂミザサは公園の林の道端で普通に見ることのできる笹ですが、他の笹とは違い一年草です。したがって花が咲き実を付け、枯れて次世代につないでいきます。
P1040853
今の時季は花穂を20センチほど伸ばし、まばらに花を付けます。花からは長い紫の毛が生えその毛は粘液でぬれたようになっています。近くを通る人や小動物に引っ付き種子を拡散する引っ付き虫の一種です。


季節を進める雨になるのでしょうか?雨が降り続いています。
三田では久しぶりの本格的な雨です。この雨で公園の草木も生き生きとしてくるでしょう。
早いもので明日はもう彼岸の入りですね。
お約束どおりといいますか、公園のヒガンバナもチラホラと花を開き始めています。今年は少し遅れたようですね。
P1040893
福島大池にはヒドリガモがやって来たし、ヒガンバナも咲き始めたし、遅ればせながらも秋の序曲が始まったようです。これからは自然観察の絶好期に入ります。
鳥撮りの大砲を抱えたおじさんたちがたくさんやって来ることでしょう。大池の上空ではオスプレーが舞いはじめ、林の茂みではキビタキの声も聞こえているようです。
林縁にはシラヤマギクが咲き誇っています。今年はたくさんの花を見かけます。
さあ公園の秋を楽しみましょう。


このページのトップヘ