く~ちゃんの自然観察記

身近な自然観察や日々の出来事を気ままに綴っていきます。

2012年10月

おはようございます。今日で10月も終わりになりますね。季節も順調に進み最早セーターの出番となってしまいました。
この時季、山道を歩いていて時折出会う紫色の小さな実です。もちろん園芸種のコムラサキにはかなわないのですが、その素朴な風情には園芸種に勝るものがあります。
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『ムラサキシキブ』と呼ばれているこのクマツヅラ科の落葉低木は日本各地の山林に自生しており、ここ有馬富士公園の林縁にもたくさん見ることができます。
葉は鋸歯縁で先端が細くなり、花序は腋生で集散花序型ですがまばらについています。


日の出前には5.0℃まで気温が下がっていた三田地方ですが、風もない穏やかな夜明けを迎えています。これだけ冷えると虫たちの動きも太陽が出るまでは極端に鈍くなりますね。もう姿を消した虫たちが多い中、この時期によく目にする虫がいます。
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この『オオハナアブ』です。名前ほど大きくはなく体長は12ミリくらいのずんぐりとした体形のハナアブです。幼虫はいわゆる『蛆』の姿をしていて水生のようですが、成虫は毛皮のショールのような黒い部分が際立ち何となく気品があるような姿をしています。複眼は見事な縞模様をしているのも特徴の一つです。この写真の個体は左右の複眼の間が開いていますのでメスということになります。オスは左右の複眼の隙間がなく、アブの仲間はこのように雌雄を見分けることができます。


昨日は夕方から激しい雷雨に見舞われましたが、今朝は青空ものぞき、時折弱い日差しがさしています。季節がまた1歩進んだような気がします。
自然学習センター前のヤマボウシの植え込みの下にはナツズイセンとツワブキが植えられています。ナツズイセンはすでに来年の春までの長い眠りに入っています。
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本来ならその後を受けて『ツワブキ』が地面を被いたくさんの花を見せてくれるはずなのですが、今年はどういうことかあまり元気がありません。地面には多くの空間ができ、花も貧弱でまばらに咲いている始末です。
そういえば今年はヤマボウシの花も少なく実は殆んど着いていませんでした。
いろいろな環境の変化が植物の生育に変化を与えているようですね。


雨の日曜日になりました。季節の割には冷たくない雨のようで、気温も高めの15℃くらいです。
今年9月16日に福島大池にカモの先陣がやって来てからすでに1か月以上が過ぎました。その割にはカモの数が増えていないのは気がかりです。このままで終わるのかまたドッとやって来るのか・・・。
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兵庫県にやって来るカモの渡りルートを人工衛星を利用し調べたデータをWEBで見つけました。環境省が行った調査なのですが、『オナガガモ』の渡りのコースを地図上に描いています。
これを見ると一気に2000㎞近くを飛ぶことがあるのには驚かされます。今福島大池で羽を休め、寛ぐカモの姿を見ると“お疲れさんです”と声をかけたくなりますね。


先ほど、パスカル三田へでかけ黒豆の枝豆と栗を買ってきました。土曜日ということもあり、9時30分オープンのところ30分前から行列ができるほどの人出でした。毎年のことですが、家内の親せきに送ることにしています。



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今日の写真は山道の林縁で見かけた『ヤクシソウ』です。これも年々こちらでは少なくなっていくような気がします。ヤクシソウはキク科オニタビラコ属の越年草です。日当たりのよい山野というのがキーワードのようですが、咲いている場所は周りの木々の成長で年々日当たりが悪くなってきています。今年は何とか会えましたが、来年はどうなることやら。




今朝は冷え込みましたね。可燃ごみを出す日なので、少し庭や家の周りの枯葉を掃除していました。すると下草にジッとうごかないハラビロカマキリの姿が…。もう役目を終えたのかと思って突つくと少し動きました。寒さと朝露で動きを止められたようです。おせっかいですが陽だまりの方へ動かしてやりました。
さて今日の写真です。
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有馬富士公園の林縁の草むらでは今『アキノキリンソウ』の花がそこかしこで咲いています。黄色い花は可憐さとあでやかさを兼ね備ているようです。昔はごくふつうに見られたこの花も、最近はセイタカアワダチソウにその座を奪われ、あまり見かけなくなりました。キク科アキノキリンソウ属の多年草です。一度見つけたら同じ場所で来年も見ることができますよ。
深まりゆく秋の姿を公園で確かめてみませんか。散策には最適のシーズンを迎えています。


今朝は雲のお布団がかかっていたせいでしょうか、冷え込みが少し緩んでいました。
と言ってもPCに向かう姿はとても人様にお見せできるものではありません、ひざ掛けをぐるりと腰に巻いて椅子に座っているのです。冬バージョンの始まりです。
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今日の写真は先日の山行きで出会った『ギンミズヒキ』です。
もちろん今の時季は花も終わり実になっていますが、ミズヒキ同様花の時の色合いはそのまま残っています。
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清楚な真っ白な果実が果軸に点々とついていました。
来年はぜひ花を写しに来たいと思っています。白花種は園芸種と思われることが多いようですが、日本各地に存在する自生種だそうです。シロミズヒキとも呼ばれています。


おはようございます。冷えましたね。三田の今朝は5.2℃まで下がりました。
布団から出るのが遅くなり、更新も今になってしまいました。
この冷え込みで山の紅葉もいよいよ始まることでしょう。三田の山は11月中旬が紅葉のピークです。これからが楽しみですね。
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先日半日蔭の草地でこんなものを見つけました。『フユノハナワラビ』というシダ植物です。秋の始まるころに小さな胞子葉をつけていたのですが、最近の冷え込みで一気に軸を伸ばしていました。先端の胞子嚢はまだ緑のままですがやがて黄金色に輝き、成熟と共に濃茶色に変わり胞子を飛ばし始めます。
来園者がこれは蕨の仲間ですか?食べられますか?と例によって『食べられますか?』攻撃を仕掛けてきましたが、やんわりとかわしました。この飽食の時代になぜかそのような質問が多いのには驚かされます。もちろん食べるって話は聞いたことありませんがね。


おはようございます。雨が降ってます。今のところそんなに強くはありませんが、通勤時間帯には強くなり雷もなるかもしれないそうです。
17日の午後、高齢者大学の下見の時も森を歩いていて、前線の通過による強い雨に見舞われました。道路が滝のようになってしまい、慣れた場所でも面喰いました。
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今日の写真は公園で出会った鳥さんです。たぶん『メボソムシクイ』だとおもいます。夏の間は北の方の高い山で過ごしていたはずです。この辺りでは旅鳥なのか漂鳥なのか?春にも出会いがありましたので、たぶん旅鳥なのでしょう。
嵐の時は移動をやめてしばし休息をとるんでしょうね。


ご無沙汰してました。しばらくぶりのブログアップです。
嵐のような先週の活動は過ぎ去り、平穏な元の生活に戻っています。20・21と有馬富士公園ではフェスティバルが行われていました。本来ならお手伝いをするところでしたが、先週の過密スケジュールで疲労困憊することが目に見えていましたし、ネタひろいもする必要がありましたのでお手伝いの方は辞退申し上げました。
昨日は朝の8時から有馬富士をぐるりと回って、ネタひろいをしていました。本来ならこのコースはこの時季、花で一杯のはずが時すでに遅しの感。盛りが過ぎた花ばかりでした。
その中でましなものをこれからしばらく見てもらうことにします。
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この写真は『アキチョウジ』の花です。登山道の両脇にまるで登山者を迎えてくれるかのように咲いています。でも今年は貧弱なものばかりです。イノシシの仕業で土が掘り起こされ根こそぎ倒れたり踏みつけられたりさんざんです。花も少し時期的には遅かったようです。


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