く~ちゃんの自然観察記

身近な自然観察や日々の出来事を気ままに綴っていきます。

2013年02月

昨日は三田市立高齢者大学自然体験クラブの24年度第10回目最終講でした。一スタッフとして一人のけが人もなく、無事に一年を終えたことを感謝しています。
雨上がりの午前中皆様方と一緒に楽しく公園を散策して、冬の終わりの自然を堪能してきました。主に冬芽葉痕の観察でしたが、カエルの卵やヒメカンアオイの花も紹介して冬の割には変化にとんだ自然を見てもらったと思います。




昨日紹介しきれなかったものをここで紹介します。私もそうですし、生徒の方々にも多い花粉症の原因植物として一番有名な『スギ』の花です。まさかみなさんをその真下にお連れすることも出来ませんので割愛しましたが、今満開近くになっています。明らかに去年よりも多い花数です。






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皆さんがお帰りになった午後、日差しがさしてきましたので写真を撮ってきました。そのせいでしょうか朝から鼻づまりがひどく困っています。


それから学習センターの指導員の方々やキッピーフレンズの間で話題になっていた『ニホンリス』のはなしです。
公園にはリスはいないと思われていましたが、去年あたりから松の木の周辺の地面で『森のエビフライ』が見つかり始めました。
森のエビフライというのはリスが松ぼっくりをかじった後がまるでエビフライのような形になっているから呼ばれています。


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これがその『森のエビフライ』の写真です。昨日午後から拾ってきました。皆さんも公園の松の木の下で探しませんか、そしてリスさんに出会えたらラッキーですよ(笑)。








昨日は学習センターは月曜日で休館日だったのですが、スタッフの日程調整の結果27日開催の高齢者大学の観察会の下見に出かけてきました。公園は解放されていますので、休館日の割には来園者の数がことのほか多かったような気がします。皆さん春を先取りしようと来られているのかもしれませんね。結果は如何だったのでしょう。




高齢者大学の観察会は実質1時間余りで終わる必要があるのですが、講師になるような方々はいずれも自然大好きの人ばかりで、1時間のコースでも実質2時間ほどかかってしまいました。
テーマ的には「小さな春を探そう」となっているのですが、今年の寒さではなかなか春は見つかりません。冬芽や葉痕を主にして、周りの自然を解説させてもらうことにしました。奥の池ではカエルの卵やカスミサンショウウオの卵を観察してもらおうと思っていましたが、カスミサンショウウオの卵はいずこへともなく消え去っていました。継続観察の夢が断たれてしまいました。ヒキガエルとアカガエルの卵は残っていましたので皆さんに紹介することとします。コース全体では約30ポイントの観察点がありました。


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写真は『オニノゲシ』のロゼットです。ロゼットというのは越年草が冬越しをする際、出来るだけたくさんの日の光を手に入れしかも冬の寒さの影響をできるだけ少なくするように地面にくっついて葉をたくさん広げる形態を言います。バラの花の形から出ている名前なのですよ。いろいろな植物に見られます。これもこの時季ならではの観察対象ですね。


今朝は少し寒さが緩んだのでしょうか、それでも氷点下ですね。公園もそこかしこで春の兆しがみられるもののまだ来園者も少なく、冬の静けさの中に眠っているようです。でも今しか見られないものもたくさんありますので、その中から冬芽を2種類紹介します。これは特に探すこともなく、園内どこでもふつうにみられる植物です。



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最初は『ネジキ』です。
幹がねじられたように見えることからつけられた落葉低木で林縁のそこかしこに見られます。昨年の新梢は赤くそのあちこちに可愛い赤い新芽がついています。


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次は『タカノツメ』です。これも公園ではたくさん見ることが出来る落葉小高木で高さは10m近くになります。この名前の由来は今見られる冬芽の形から来ています。
まるで鷹の爪のような形状をしてるということで名前が付けられました。もう先端に少し緑が見えているのもあり、長かった冬の終わりを告げているのかもしれません。




長かった冬が終わりを告げようとしています。今しか見れないもの沢山ありますからぜひ公園にお越しください。


寒いのは承知で有馬富士公園に出かけましたが、林の生態園から福島大池を一周するコースであえなくギブアップ。あまりにも冷たい風が吹きすさび、辛抱が出来ずに車に避難しました。
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この寒さでもセンター横の植え込みの中では『ナツズイセン』の若芽が一気に芽吹いていました。
ナツズイセンはヒガンバナ科の植物で名前のとおり夏になると花を付けます。今出始めた葉は梅雨が終わるころには枯れてしまい。その後花芽が伸び始めピンク色の花を咲かせます。公園では夏を迎える風物として人気があります。
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元気な葉芽が出ていますので今年はさぞかしたくさんの花を咲かせてくれるものと思います。
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少し離れた場所では「フキノトウ」の先端が開き始めていました。
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林の生態園の『ショウジョウバカマ』です。冬越しが終わり葉は何となく生気を見せ始めています。桜の花が咲くころには可憐な花を見せてくれます。
今日は鳥撮りのおじさんたちの姿だけが目につく公園でした。
福島大池を周回している道路の橋の架け替え工事が2月25日から始まります。従って周回できなくなります。お気を付けください。


まだまだ寒い日が続くようですね。春はなかなか顔を見せてくれませんね。
最近公園で出会った鳥さんをまとめてみました。ごく普通の鳥さんでさして珍しい子はおりません。
街中でも普通に見ることができる「ヒヨドリ」です。街中ではあまりカメラを向けることもありませんが、森の中ではなんとなく新鮮味があって撮ってみました。
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ヒヨドリは三田では留鳥ですが、北九州では朝鮮半島から渡って来るものもおり冬鳥になります。又北日本では北海道から東北に移動するものもおり漂鳥になります。いずれも人間が勝手に言っているだけで鳥さんには関係のないことですね。ヒヨドリの海峡越えは猛禽類に狙われる命がけの行動みたいですよ。
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次は「コゲラ」です。普段は一羽で行動するコゲラですが、春先には二羽で行動していることが多いようです。繁殖の時機が到来しているということですね。この時も二羽で行動していました。虫探しにむちゅうになっていました。写真はそのうちの一羽ですが、頭に赤い毛がありませんでしたのでおそらく雌だと思います。コゲラは三田では留鳥として一年中見ることができますよ。
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次は林床で仲よく?エサをついばんでいた「シメ」と「アオジ」です。両方とも冬になるとよく見かけますが、三田では北の方から移動してきたものや高山から降りてきたものだと思いますので漂鳥という位置づけでしょうね。
アオジは見かけはスズメやホオジロによく似ていますので、見落とさないようにしましょう。シメは一度見たら忘れない顔をしてますよね。怖い顔つきですが、アオジ同様、草木の種子や芽を食べる菜食主義者です。


世間ではスギ花粉の飛散によるアレルギーの発症が話題になり始めています。スギ花粉の前にはカバノキ科の花粉の飛散によるアレルギー症状もあることが知られています。
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公園にあるカバノキ科の植物は主として『ハンノキ』でその他に『オオバヤシャブシ』『ケヤマハンノキ』などもあります。中でもハンノキは1月から花穂を成長させて今盛んに花粉を飛ばしています。
アレルギー症状としては一般的な花粉症と同じ「くしゃみ」「鼻水」「目のかゆみ」のほかにカバノキ科共通の「口腔アレルギー」もあるようですよ。このアレルギーは特定の果物を食べた時にアレルギー症状が出るという紛らわしいものだそうです。
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公園内のミツマタの写真を撮ってきました。今年はあまり花付きがよくありません。開花もまだ先になると思います。黄色い花と芳香を期待しているのですが・・・・。


2月13日にまた有馬富士公園を訪れました。7日に確認しているカスミサンショウウオと思われる卵塊の様子を見るためです。
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卵塊は先日観た場所から水路の上流側に20センチほど移動していました。どうやら私以外にも観察者がいるようでその方がもっと見やすい場所へと卵塊を移動されたようです。前回のような歪さはなくなっていましたがそれが移動によって生じたものかどうかは不明です。まだ内部の様子は変化がありませんでした。
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また下の2つの池の内上流側のやや大きないけには今年もヒキガエル(ニホンヒキガエル?)の卵塊(約5m位)が1本新たにありました。
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小さな方の池にはアカガエル(ヤマアカガエル?)と思われる卵塊が3つありました。大きさは歪ですがいずれもソフトボールくらいの大きさです。
まだしばらくは寒い日が続くでしょうが、山の池には春の息吹が見られるようになってきました。


冬枯れの芝生や草原のあちこちにこのような緑の塊が見られます。
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これはあのヒガンバナなのです。ヒガンバナは花が終わった後すぐにこのような葉を伸ばし光合成をおこなって球根に養分を蓄えています。
ほかの草が冬休みの間に太陽を独り占めしてのんびりと光合成をするんですね。そしてほかの草が目覚めるころになると枯れて地上から姿を消してしまいます。そして暑い夏は夏眠をむさぼり暑さが和らぐ秋のお彼岸頃になると花を咲かせます。なんとも奥ゆかしい生き方をしているものですね。
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去年のヒガンバナの写真です。
ヒガンバナの球根には毒成分があり、モグラ除けに田んぼの畔に植えられたものですが、イノシシが芝生を掘り起こし甚大な被害を与えている有馬富士公園でもヒガンバナのある芝生は被害がありません。本当に効果があるようですね。ヒガンバナの植えてある土壌にはミミズなどの土中生物がいないから近づかないのかもしれませんが・・。
昔、春のお彼岸にも花を見たことがあるのですが最近はとんと見かけなくなりました。皆さんはいかがですか? この春のお彼岸にはヒガンバナ探しをしてみたいと思います。


公園の池もようやく長い冬から春へと遷り変わるのでしょうか。
池の岸辺でぼんやりと甲羅を干していたミシシッピーアカミミガメに出会いました。冬眠から目覚めて間もないのでしょうか、甲羅は泥でベッタリ汚れています。
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福島大池もこのミシシッピーアカミミガメの姿ばかりを目にするようになりました。在来種のイシガメはどこへ行ったのでしょう、外来種に駆逐されてしまったのかもしれませんね。
少し奥の池で見つけたカスミサンショウウオが生んだと思われる卵です。
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本来は太さ15ミリくらいのバナナのような形なのですが少し歪になっています。このような形でもうまく孵化できるのかどうか分かりませんが、今後継続観察をしていきたいと思っています。


昨日今日と強烈な寒の戻りですね。今朝も強い冷え込みでどんより雲が垂れ込めた空からは雪がちらついています。
この寒の戻りの前、木曜日に有馬富士公園へ行ってきました。


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センター横にあるソシンロウバイは花を開いてまわりに馥郁たる香りを漂わせていました。ほぼ例年通りの開花だったようです。この透き通った黄色い花びらを見ると春がやってきた実感がします。
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横の芝生ではひょうきんな顔つきをしたツグミがしきりに餌を探していました。カメラを構えているこちらを不思議そうな顔をして眺めていましたよ。今年はツグミの数は例年よりやや少ないような気がします。
しかし、全体的にみると冬の山の鳥たちは種類も数も例年よりずっと多く、訪れるバーダーの数も多くなっています。しかし、バーダーの中には公園をわが物のようにふるまい、他の来園者を邪魔者扱いする人もおり困ったことです。
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突然目の前にやってきたウソです。鳥との出会いは偶然がほとんどで、素晴らしい出会いを演出してくれた神様に感謝です。




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