く~ちゃんの自然観察記

身近な自然観察や日々の出来事を気ままに綴っていきます。

2013年03月

昨日は青空のもと春を楽しまれた方が多かったのではないでしょうか。有馬富士公園にも確実に春が訪れています。土手にはタンポポや菫の花がたくさん咲いています。




昔スミレの観察に凝った時期がありました。しかし、あまりの種類の多さと同定の難しさにギブアップ。以後、スミレを見ても何スミレかというのをあきらめています。観察会で質問されても特徴をよく観察してご自分で同定してみませんか?と答えるだけにしました。もう古ぼけた私の脳みそでは同定不能です。


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ということで公園で出会ったスミレの仲間です。皆さんも公園でスミレ探しをしてみませんか、たくさんのスミレが見つかりますよ。


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草むらでたくさんのスズメノヤリを見つけました。もう黄色い花をつけています。昔の大名行列の毛槍の形に似ていて小さいことからスズメノヤリと名付けられたようです。


昨日は冷たい北風が吹いていましたが天気は回復し、午後からは桜の開花を楽しまれた方も多いと思います。近くの川の土手の桜の様子を見に出かけたところ大勢の家族連れが土手でツクシ採りの真っ最中でした。それぞれの手にぶら下げられたレジ袋にはたくさんのツクシが入っていましたので今最盛期を迎えているようです。



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ツクシは漢字では土筆とか附く子とか書き表されているようです。土筆は地面から出てきた様子がまるで毛筆の先端のようだから土から出てきた筆ということで当てられたようです。
もう一方の附く子はツクシの親であるスギナに引っ付いている子供ということで表現されたようですよ。いずれにしても先人たちの自然観察力には頭が下がる思いがします。日本人は自然を観察して日々を送っていたのですね。


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公園のツクシも終盤を迎え今はスギナがドンドン伸び始めました。土筆は春の味覚としてご家庭でも食されるようですが、スギナを利用している方は少ないと思います。スギナも古くから民間薬としてその利尿作用をまた最近は花粉症にも効用があると言われ話題になってます。


昨日はいつも出会える鳥さんの話をしていましたが、野鳥との出会いはほとんどが偶然で必然性はほとんど皆無と思っています。したがってあまり同じ場所で何時間も出会いを待つこともしません、ただ歩いていて周りを見渡し出会いを楽しんでいるだけなんですが。




昨日は今季姿を見られず出会いはあきらめていた鳥さんに出会いました。たくさんのエナガとシジュウカラの群れを眺めていたら、その中にひときわ大きな鳥が2羽混ざっていました。最初はカワラヒワと思っていたのですが、位置替えをして順光で眺めると今季初出会いのアトリでした。


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アトリは冬鳥でシベリアから数千羽数万羽の群れで日本海を越えて秋田新潟にわたってくるそうです。この時期に三田で出会えるということはもっと南に行ってた連中が北帰行の集合場所へ急ぐ道すがら立ち寄ってくれたのかもしれません。この時期の好物は新芽のようでコナラやクヌギの新芽を美味しそうに食べていました。




公園の花の様子です。クロモジもミツマタも今満開の見ごろになっています。林床のショウジョウバカマも見ごろを迎えました。


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ぜひ公園にやって来て素敵な出会いを楽しんでください。


ヤット雨が終わりましたね。この雨の終わりと共に長かった冬ともおさらばしたいものです。しばらく公園には行ってませんので今日あたり出かけるつもりです。公園の様子を写真で紹介するコーナーを持っていますので、4月バージョンに変えるつもりです。ついでに公園を一回りしてブログネタを拾ってきます。




今日の写真は過去の在庫からです。生き物にはお気に入りの場所があるようで、いつもそこへ出かけると出会える連中、そこにたむろしている連中がいます(人にも言えるかもしれませんね)。


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ヤマガラに会いたい人はここへ行ってみてください。必ずと言っていいほど2~3羽のヤマガラが遊んでいます。飛び去ってもジッとしていたらまた戻って来て愛らしい姿を見せてくれます。場所は「鳥の広場」ですよ。


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いつもたむろしている連中です。何もこんな狭いところにひしめき合わなくてもいいのに、ほかにいくらでも場所があるのに、この場所が気に入っているのでしょうか、ミシシッピーアカミミガメのたむろ場所です。すっかり福島大池で否日本中で市民権を得てしまったカメです。「最初に連れてきたやつ責任とれ~!!」と言いたいですね。おかげで和製のカメは姿を消してしまいました。


春休みなると公園に出かけても子供たちの元気な声が聞こえてきます。スーパーマーケットでも子供たちが走り回っています。これらを耳にしたり目にしたりすると年寄りの私も気持ちがうきうきしてくるんですよね。子供たちから元気をもらうという言葉がありますが、本当にそうだと思っています。今年も環境学習で訪れる子供たちから元気をもらうことにしましょう。




公園を歩いて高い木の梢で見かけた小鳥たちです。これはヒガラのようです。群れで現われましたので最初はエナガの群れかなと思ったのですが、尾羽が短いし独特の声も聞こえてきませんでした。


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シジュウカラにしては小ぶりでしたので写真を撮ってから確認したところネクタイもしめていませんからヒガラだとわかりました。十数羽の群れで木の芽を食べていました。


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この群れに飛び込んできたカワラヒワの番い?です。ヒガラに誘われたのでしょうか同じ様に木の芽を食べていました。もうボチボチ巣作りを始める時期かもしれませんね。


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木の枝を見ていて気付いたものがありました。最初はハラビロカマキリの卵塊です。カマキリは不完全変態ですからこの卵塊から小カマキリがゾロソロと出てきます。そんな場面に出会うと面白い写真が撮れるのですが、飼育でもしていない限り難しい注文かもしれません。


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次はあの嫌われ者のイラガの仲間の繭です。まるで卵のような形をしてるのですが、この中からは成虫が姿を見せます。繭の上部がきれいに丸くカットされて出てくるのですが、蛾は強い歯なんて持っていないのにどのようにしてカットするのでしょうか?


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自然界には不思議なことがいっぱいありますね。観察していて飽きるという事はありませんよ。


暖かい日と寒い日が交互にやって来てますね。今日は一転して冬型の空模様で冷たい北風が吹き曇った空から時折雨が落ちて来ています。昨日近くの公園の私の標準木(ソメイヨシノ)を見てきましたが、開花は3月26日ころと予測しています。去年よりは1週間以上早いようです。




さて、先日の散策ではいろいろな場所へ行きましたが、今日は水辺で感じた春を紹介してみたいと思います。


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水辺の生態園ではヒキガエルやアカガエルの卵が2月ごろから確認されていましたが、アカガエルの卵がようやく孵化してたくさんの小さな小さなオタマジャクシが現れました。


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それに合わせるかのように捕食者の一つであるマツモムシもたくさん現れていましたよ。カメムシの仲間の水生昆虫ですが動きは素早く飛ぶことにも泳ぐことにも素晴らしい能力を持っています。背泳が得意でbackswimmerとかオールのように足を使うことからboatmanとか英語では呼ばれているようです。素早い動きでオタマジャクシを捉えて体液を吸います。


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福島大池の浅場では鯉に続いてブラックバス(オオクチバス)も産卵場所を探しているのでしょうかペアでゆったりと泳いでいました。優に50センチはある大物でした。


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鯉とニアミスもありましたが両者ともあまり気にしていないようでした。


季節が進むと公園の自然も急ピッチで歩みを速め、取材の撮り貯めがきかなくなってしまいます。したがって頻繁に公園に出かけることにもなるのですが今日の写真は19日の山歩きで出会った樹木の花です。




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有馬富士の登山口近くで見かけたキブシの花です。キブシは木五倍子と書きます。五倍子はヌルデミミフシ(ヌルデの虫こぶ)からとれる黒色染料で古くから日本人の文化にかかわってきましたが、その代用として使われたことから木五倍子と呼ばれたようです。樹高2~3mの落葉低木です。


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公園の山にたくさん自生しているアセビの花です。アセビは馬酔木と書きます。有毒植物で草食哺乳類が間違って食べると酒に酔ったような状態になることからこの名前が付けられたようです。シカがたくさんいる山でもこの木だけが残って繁茂しているそうですよ。


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次は公園の植栽植物です。ミツマタも永い眠りから覚めて銀色の毛皮のつぼみが開き黄色い内部が見えてきました。ジンチョウゲ科の植物ですから香りも素敵です。


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和菓子を食べるときに楊枝として使われるクロモジの花も薄黄緑色の花を開き始めました。地味な花ですが満開になるとそれなりに見ごたえがあります。


行きつ戻りつしながらも春の歩みは確実に前に進みだしたようです。19日に公園を歩いてきました。有馬富士の周囲を回るコースを歩き毎年楽しみにしているショウジョウバカマの様子を見てきました。


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ショウジョウバカマはユリ科の多年草で余り日の当たらない湿気た北斜面が好きなようで公園でもそのような条件がそろっているところではよく目にする草花です。公園の春を告げる草花かもしれません。



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今年は去年よりも約1週間も早く開花したようで19日にはそこかしこにピンク色の花を見ることが出来ました。花は徐々に開花しますのでこれからしばらくは楽しめそうです。



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林の生態園のトサミズキもすでに花が開き遠目からもそれとわかるほどきれいな豪華な花を一杯つけていました。



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生育場所の条件が良かったのか立派な木に育っています。ぜひ綺麗な黄色の花を見てやってください。


昨日は一日中春の嵐が吹き荒れましたね。朝外へ出ると側溝には流れてきた木の葉が一杯で、掃除をすると今日出すゴミ袋はとんでもなく重たいものになってしまいました。
今のところ季節の歩みは順調に進んでいるようで庭のサクランボの花はすでに7分咲きになっています。有馬富士公園の様子も気がかりですから、今日は自然観察に公園へ出かけることとします。




公園にはコブシとハクモクレンの両方の木があるのですが、今は両方とも大きな花芽をつけています。花芽だけでこの両種を見分けることが出来る人はかなりの物知り博士だと思います。


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左がコブシで右がハクモクレンです。その違いが分かるでしょうか?




公園の明るい草原でよく見かけられるカワラヒワですが、最近梢の先にとまっている姿をよく見かけるようになりました。


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まだあの独特の囀りを聞くことはありませんが、聞こえ始めると春本番ですね。鳥さんの世界も冬から春への衣替えやがてツバメの姿も見えることでしょう、楽しみに待つことにします。


暑さ寒さも彼岸までと言いますが、この春はどうなるでしょうね。昨日は午後から近場を散策してきました。もう手袋もいりませんしウインドウブレーカーもいりません。少し歩くと汗ばむほどの春の陽気でした。




有馬富士公園もそうだったと思います。公園の桜は未だ先になると思いますが、この花は間もなく咲き始めるかもしれません。トサミズキの花です。


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トサミズキの木はガーデン階段に植栽されていますがあまり元気がありません。この木は林の生態園にあり、自生したものと思われ元気いっぱいに枝を伸ばしています。
昨年よりは花数が少ないのですが、それでも今年も豪華な花を見せてくれることでしょう。楽しみにしてください。




次に池のカモたちの様子です。かなりの数がもう北の方へ帰って行ったと思われますが、まだ残っているカモもおります。


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すっかり人なれしてしまい昼間でも岸に上がって草むらでエサ探しをする姿を見ることが出来るようになりました。もっとも人にエサをおねだりする連中はすぐ近くまで近寄ってきます。カモもいろいろな個性があるようです。


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