く~ちゃんの自然観察記

身近な自然観察や日々の出来事を気ままに綴っていきます。

2013年03月

越冬蝶『テングチョウ』

おはようございます。とびっきりのさむい夜明けになりましたね。これを最後に本当の春になってほしいですね。体調がいまいちで家にこもっています。



この冬は今朝よりも寒い日が何度もあったのですがたくましく越冬に成功した虫たちが春の日差しを求めて野に出て来ています。その中から先日出会った蝶を紹介します。


Img_2408_2


この日は朝が強く冷え込み日中は春の陽気に恵まれた日でした。丁度今日のような日ですね。公園の林の生態園の周辺でたくさんのテングチョウに出会いました。


Img_2397_2


テングチョウはタテハチョウ科の越冬蝶で成虫のまま冬を越します。タテハチョウ科の蝶の中では前翅長が20~30ミリ程度であまり大きい方ではありません。翅表も地味ですが特徴のある模様がありますので一度見ると忘れることはないでしょう。


Img_2406_2


そして何よりも特徴的なのは頭部の一部が前方に突き出ていることです。これが天狗の鼻のようだということでテングチョウという名前の由来となっています。



今年は例年よりもたくさんのテングチョウを見かけました。皆さんも探してみませんか?


うぐいすの初音

昨日あれから思案の挙句、少しだけ公園を散策してブログのネタ探しをしてきました。成果の方は期待ほどもありませんでしたが、春の森林を歩いていて鶯の初音を聞いたときはうれしくなってしまいました。鶯の姿はすでに1月下旬にまるでキツツキのように松の幹で虫探しをしている姿を確認していましたが、初音に関しては今回が初めてでした。初音を聞いて春を実感するのは私が古い日本人の一人なのかもしれませんね。




昨日の出会いの一部です。


Img_2427


池の中をのぞくとたくさんのメダカが群れていました。メダカの生徒さん達、春の遠足でしょうか。この池は外来生物が増えたため、昨年池浚いをしたのですが、メダカが戻って来ていました。一時避難していたのを戻したのかもしれません。


Img_2429


別の池では70センチくらいもある大きな太った鯉が浅瀬にやって来ていました。産卵場所の下見でもしているのでしょうか、悠然と泳いでいます。これほどの大きさになるともう敵は人以外にはいないのかもしれませんね。


温度差20℃以上

今朝の三田の最低気温は-4.5℃でした。日中は15℃を超えること必至でしょうから、温度差は20℃を超えてしまいます。しかも花粉や黄砂の飛散で体調を崩している人が多いようですから、くれぐれも風邪ひきにご注意ください。私は残念ながら2日前から風邪ひきで医者にかかってしまいました。ブログネタが底をつきましたので取材に出かけるかどうするか目下思案中です。




在庫一掃で春の草花を・・・・。


P1090225


ショウジョウバカマです。以前も紹介しましたが、その時は葉だけでしたが今回は花芽がついています。やがて桜の花が咲くころにはこちらもピンク色の花を咲かせてくれます。楽しみに待つことにします。


P1090230


ミチタネツケバナです。田んぼに群生しているタネツケバナと違いこちらは道端のどこでも見ることが出来ます。こちらの方が早く花を着けるようです。この地味な葉の色と白い花はともすれば見逃してしまいます。


P1090220


風の当たらない日当たりのよい場所でコハコベを見つけました。小さな白い花は10枚の花弁があるようですが、実際は5枚でその1枚1枚が先端から分かれて10枚あるように見えているんですよ。


春と言えば

昨日午後からのどの痛みとくしゃみ鼻水が猛烈に出始めました。昨夜は喉がヒリヒリして何度も目が覚める始末です。去年よりも明らかに症状は強く出ています。ついに三田でもスギ花粉の大量飛散が始まったようです。皆さんお変わりありませんか? 




今日は公園を歩いていて目に入った春の草花を・・・・


P1090200


P1090198


ホトケノザです。茎を取り巻く葉の形が仏様の蓮座に形が似ていることからつけられた名前で、春の七草のホトケノザとは違います。あちらの正式名はコオニタビラコといいます。この小さなピンク色の花を見ると春が来たなぁと感じます。


公園にも春がやってきた・・・・

昨日は川西市立加茂小学校の3年生のみんなが公園へ環境学習にやって来ました。3年生と言えども今は3月、5月にやってくる3年生とはちょっと違います。集団行動の規律が守られこちらの話もよく聞いてくれますし、個人行動をとるものも極めて少数でした。素晴らしい子供たちでしたよ。




子供たちが帰った午後から公園を一回りしてきました。公園のそこかしこに春の草花が咲き始め虫たちも動き始めています。もう本当の春がやってきたと言っていいかもしれません。


P1090233


P1090204


オオイヌノフグリの群生です。オオイヌノフグリは12月でも花を見ることが出来ますが、これだけの群生はやはり春にしか見ることが出来ないようですね。


P1090208


カンサイタンポポです。カンサイタンポポは早春から咲き始め夏以降は夏眠に入ってしまいます。セイヨウタンポポは自家受粉で種を作りますが、カンサイタンポポをはじめ日本のタンポポは虫さんの助けなくしては種が作ることが出来ません。圧倒的な繁殖力を誇るセイヨウタンポポに押されはしてますが、有馬富士公園には日本タンポポが健在です。


P1090213


公園の湿地にはたくさんのカエルの卵が産みつけられていました。もう少しすると水中で無数のオタマジャクシが遊び始めることでしょう。


タマゴケ

まだまだ朝の冷え込みは厳しいものがあります。春が待ち遠しいですね。昨日の朝は黄砂で霞んでいましたが、今朝はそれほどでもありません。




春の自然学習の第一陣が明日予定されています。やってくるのは川西市立加茂小学校3年生の皆さんです。久しぶりに子供たちの歓声を聞き元気をもらうことにします。プログラムは森を散策しながら自然を感じ体験し学習をしてもらいます。
小学生3年といえども今は3月ですから、5月にやってくる3年生とは全く違います。4年生と同じと思った方がいいようです。しっかりと自分の意見を言えるようになってると思います。


P1010140


さて今日の写真ですが、このところ公園の取材が思うように進んでいません。申し訳ありませんが去年の3月の写真です。『タマゴケ』です。タマゴケは湿った斜面に自生するやや大型の綺麗なコケですが、公園ではあまり数はありません。3月中旬になると胞子体の蒴が円く膨らみまるで目玉のようになります。大きさは3ミリ程度の小さな球体ですがたくさんできると綺麗なものです。早く見たいのですが・・・・。


冬芽と

ヤット春めいてきたと思ったとたんの強烈な寒の戻り、全く参ってしまいますね。自然界でもこの変動は少なからず応えているのではないでしょうか。




もう観察の時期も終わりに近づいてきた冬芽を見ていただきます。


P1090149


これはあまり普段近くで見られない『ウワミズザクラ』の花芽と葉芽です。ウワミズザクラとイヌザクラは園内に自生している落葉高木で桜とついているようにバラ科の植物ですが、花はビン洗いのブラシのようなつき方をします。ウワミズザクラは小枝の先端に花をつけ、イヌザクラは小枝の途中から花枝が出ます。ソメイヨシノよりも2週間ほど遅れて咲いています。


P1090118


これは園内のいたるところで見られる『アカメガシワ』の冬芽です。もう少しすると大きくなってきて新芽は赤く見えます。そして展開した葉が大きいのでカシワの名前ももらって『アカメガシワ』と言われています。新芽の赤い色は表面に生えている毛の色が赤いためで地肌は緑色なんですよ。





土曜日は春の研修旅行に行ってました。兵庫県内の公立施設を2カ所回るんですが、毎年の恒例行事になっています。今年は姫路市水族館と兵庫県立考古博物館でした。



Dsc06084


写真はアナゴのマンションです。


最近出会った鳥さんなど

おはようございます。昨日の午後からの嵐がうそのようにいい天気になりそうですね。昨日は1時過ぎに三田地方は20mを超える南南西の風が吹きました。近畿地方はまだ春一番が吹いていないようですが、三田では一足先に春一番が吹いたようです。近畿の春一番の発表は何所を基準にしてるんでしょうね。
さて今日はキッピーフレンズの3月定例会の日です。毎年3月は研修旅行に出かけます。今日はこのあと8時過ぎに公園を出発して姫路方面に参ります。その報告はまた後日にすることにして今日は最近の小鳥との出会いをお見苦しい写真ですが見てもらいます。




Img_2257



まず10mほどの高さの梢で飛び回っていた『キクイタダキ』です。頭のてっぺんが黄色い菊の花びらを乗せたような模様があることから名づけられたのですが、残念ながら写真に撮ることはできませんでした。今年はこの鳥さんがたくさん公園に来ていましたので、やはりたくさんのバーダーの皆さんが押しかけていたようです。
次はナントにゃんこです。







Img_2270



福島大池の池のほとりでいつもうずくまっています。鴨狙いなのでしょうか?うまくいくようには思われないのですが・・・・。ところでこのにゃんこどこかで見たような・・、マスコミをにぎわした江の島のにゃんこに似てませんか(笑)。








ギャラリー
  • 庭の彩り
  • 庭の彩り
  • 庭の彩り
  • 庭の彩り
  • 庭の彩り
  • 庭の彩り
  • 庭の彩り
  • 庭の彩り
  • 庭の彩り
アーカイブ
  • ライブドアブログ