く~ちゃんの自然観察記

身近な自然観察や日々の出来事を気ままに綴っていきます。

2013年04月

“むべなるかな”という言葉を聞いたことありますか。広辞苑を引いても出てきませんでしたが、“至極当然ですね”という風に理解しています。もし間違っていたら教えてください。これが語源になってこの植物の名前になったと言われています。



常緑のつる性の植物で暖地では環境破壊を起こすほど繁茂しているようですが、寒さの厳しい三田では自生はしているもののあまり大きくはなっていません。

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そのムベに今年やっと花が咲きました。別名常盤アケビと呼ばれているんですが、花はアケビとは全く違う風情を持っています。何となく南方系の花の雰囲気です。蕾の時の大きさは長さが5センチ太さは1センチくらいでした。初めて見るので全開状態かどうかわかりませんが開くと直径は5センチくらいになっています。

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雌雄異株なのか雌雄異花なのかそれすら知りませんので、はたして実ができるかどうかわかりません。浜松で実が出来ているのを見たことがあるんですがアケビに似た形ですが割れることはないようです。実ができるのを楽しみにしています。

今朝の夜明けの赤く直視できるほどでした。晴天続きで空気中の粉じんが多いためかもしれません。今日も晴天です。月曜日ですが祭日ですから有馬富士自然学習センターは開業してますよ。




最近公園を歩いているとそこかしこでクマバチが地上3~4mのところでホバリングをしているのに出会います。

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これはオスのクマバチがメスを探しているとのことで、試みにクマバチと同じくらいの大きさの木切れや木の実を近くにほうり上げると急接近してきます。これは雌かどうかを確認している行動でほかの昆虫が飛んできても同じようにします。

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クマバチは体は大きいですがハナバチの仲間で、スズメバチのように攻撃性は強くなく、ましてホバリングしているのはオスですから針も持たないのです。


これから咲き始めるヤマフジの花の蜜は彼らの大好物でヤマフジも彼らに受粉を手伝ってもらえるように頑丈な花の構造になっているそうです。

最高の行楽日和が続いていますね。昨日と今日は有馬富士公園春のフェスティバルでさぞかし公園は大勢の人々でにぎわっていることでしょう。自然観察派の私にとっては何かしら落ち着かないので、人が多い日は敬遠してしまいます。




先日の散策で出会ったキイチゴを2種類紹介します。よく似た花なので最初は同じものと思っていたくらいです。でもよく見るとやはり別の種類ですね。

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こちらはキイチゴなのにクサイチゴの名前がついているイチゴです。背丈が低く地面に張り付いているので草本と思いがちですが木本なのです。大きな白い花弁とたくさんの長い蕊が特徴です。実はとても甘いのですが、いつも鳥さんや虫さんに先を越されこちらには回ってきません。今も花芯にササキリの仲間の幼虫でしょうか2匹着いているようです、見えますか。

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次はニガイチゴです。花を見ているとクサイチゴによく似ていますがこちらは立ち上がって1m位になります。果実は甘いのですが種が苦いようなので今まで食べたことはありません。


公園にはそのほかにもクマイチゴというキイチゴの仲間があります。

昨日午後からの雷雨と雹には驚かされました。雹と霰はどのように区別してるのでしょう、おそらく日本独特の繊細な感覚で昔の人は区別して名前を付けたのかと思いますが、今では直径8ミリを境に大きなものを雹、小さなものを霰と呼んでるようですね。




昨日の道草の続きです。今日はキク科の黄色い花を取り上げました。

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まずジシバリです。地面一杯に広がって増えることから“地面を縛る”ということで付けられた名前と聞いています。よく似た花でオオジシバリというのがありますが、花だけでは私は区別できません。葉の大きさが違うようで長く大きく先端が尖っているのがオオジシバリと思っています。写真は小さな葉で丸いのでジシバリとしてます。どちらにせよあまり大勢に関係するものではありませんよね。

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次はオニタビラコです。長い花茎を伸ばし先端に数個の花を付けます。茎の長さは30センチにもなるものがあります。これもよく似たコオニタビラコという花がありますが、全体に小ぶりだそうで果実に冠毛がないことから区別できます。コオニタビラコは春の七草のホトケノザで知られていますが、公園では見かけたことがありません。

ようやく春と言いたいところですが、春を通り越して初夏の陽気の昨日でした。公園をぶら~り一回り半してきました。4時間ほどかけての観察でしたが、帰ってきて歩数計を見ると9900歩とさほど距離が出てるわけではありません。いかに道草が多いか分かりますね。




それではその道草の中から2種類ほど・・・・。


ノヂシャです。今が見ごろの花かもしれませんが、小さい花だけに見落としてしまう可能性大です。1つの花の直径は2~3ミリですがこれだけ集合するとそれなりに綺麗なものです。青白色のかれんな花です。

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ヨーロッパ原産のオミナエシ科の植物ですが、食材としても活用されています。サラダとして食べられているようですよ。日本ではあまりこれを食べているとは聞かないのですけど、道草を食うの語源にもなりそうですね。



次はようやく?花開き始めたハルジオンです。この花の特徴はつぼみの時は首を垂れていることです。礼儀正しい花ですね。花が開くと首を上げ美しい姿を見せてくれます。それもそのはず、そもそも観賞用としてアメリカからやってきたのが野生化しているようですから。


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寒い寒いと言いながらも、もう季節はそんなに進んでいたのかと実感させるナワシログミの色づきです。
園内にたくさん植えられているナワシログミです。秋に香りのいい花をつけていましたがもう赤く色づき始めました。当然と言えば当然ですよね、苗代を作るときに色づくからナワシログミなんですから。



このグミは食べることはできますが、甘いものになれた現代人にとってはあまりなじめない味かもしれませんね。酸味が強いもので…。

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ナワシログミの若葉の表面にたくさん白っぽいものがついています。これを20倍くらいのルーペで観察するとまるでたくさんの花が咲いているように見えます。これを星にたとえて星状毛と呼んでるんですね。

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公園を歩くときはルーペを持って歩いたらいいですよ。楽しみが倍増すること間違いなしです。今日は私も公園に行って星状毛の写真を撮ることにしましょう。

今は止み間に入っているようですが、気象庁の雨雲レーダーの画像ではわが町三田は大きな雲のど真ん中にあるようでやはり今日一日は予報どおり雨になるんでしょう。



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今日の写真はやや湿気た林縁や草原でたくさん見ることができるムラサキサギゴケです。名前の後ろにコケってついていますが、苔の仲間ではなくゴマノハグサ科の植物です。


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湿ったところで匍匐して広がることからコケの名をもらっているようです。ムラサキは色から、サギは鳥のサギが飛ぶ姿に似ていると誰かが思ったから着いたのでしょうけれど皆さんの意見はどうですか?


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この他のゴマノハグサ科で今旬の花にタチイヌノフグリがあります。オオイヌノフグリに似ていますが、ずっとか細く花も小さいあまり目立たない植物です。道端で腰を据えて観察すると見つけることができますよ。


しばらく植物の話題が続いていますので、今日は最近出会った数少ない昆虫からホソミオツネントンボを紹介します。


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毎年春になると水辺の生態園の奥の池に姿を現します。もちろん他のイトトンボはまだ姿を見せていません。このトンボは名前にオツネンとついているように越年することで知られています。夏に生まれ次の年の夏までほぼ1年の長寿のトンボです。


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冬を越した個体(♂)はこのようにきれいな青色に変身しますが、それまでは褐色の個体で、細くて小さなイトトンボですから目の悪い私ではほとんど見つけることができません。



この時期では珍しいイトトンボの仲間を皆さんも探してみませんか?


毎朝このブログを更新している部屋の温度は12~14度です。真冬は暖房をしてますのでこんな温度で作業をすることはありません。キーを打つ指先が悴んで思うように動かないのです。今朝もマイナス1度の気温を記録してしまった三田地方です。




先日の公園の散策時に見つけました。虫こぶです。林に自生しているイヌツゲの枝先にたくさんできていました。


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イヌツゲメタマフシと呼ばれています。イヌツゲタマバエという昆虫がイヌツゲの芽に産卵をしたところその刺激により芽の組織が異常に増殖し結果としてタマバエの幼虫に食料と寝床を提供することになっています。これを切って内部を見ると幼虫がいるのが分かりますよ。



おさらいになりますが虫こぶの名前の付け方です。
(植物の名前)+(発生個所)+(形状)+五倍子(フシ)となります。中には例外もありますが殆んどはこれに当てはまります。



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おまけは今公園で見ごろを迎えている『リキュウバイ』の花です。白い豪華な花を見ることができ、しばらくは楽しむことができますよ。センター前の植え込みにあります。


昨日午後からの雨や早朝には上がりました。夜はすごい降り方でしたね。今時なら暖かい雨が多いはずなのに冷たい雨です。今朝も寒い朝を迎えています三田地方です。




前回はウワミズザクラとカスミザクラを紹介しましたが、公園にはそのほかにもたくさん樹木の花が咲いています。同じような白い花を2種類紹介します。


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今満開で白い花がツツジのピンクに負けず劣らず林を彩っています。『マルバアオダモ』の白い花です。葉先はとがっているのに丸葉という名前がついています。それは小葉が全縁であることから来ているようです。仲間のアオダモの木は小葉に鋸歯があります。アオダモがバット材として有名なのは知られていますが、マルバアオダモがバット材として使用されているのかは不明です。


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次の花は『ミヤマガマズミ』の花です。公園には非常に多くのミヤマガマズミが自生しています。よく似たコバノガマズミもあるようですが、数は少ないようです。見分け方は葉柄の長さにあります。葉柄が極端に短いか無ければコバノガマズミと言われてますよ。この花を見かけたら皆さんも観察してみてください。


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