く~ちゃんの自然観察記

身近な自然観察や日々の出来事を気ままに綴っていきます。

2013年06月

27日の高齢者大学の自然体験クラブのお手伝いの時に変なものを見つけました。それを目に焼き付けて自宅で調べたところ『マダラマルハヒロズコガ』の幼虫と判明しました。居ても立ってもいられず28日に出かけ、ジックリと観察してきました。


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大きなコナラの根元に軍配型のマメのさやのようなものが散らばっていて、さらに地上70~80センチの高さにある洞の中のトゲアリの巣の近くにも一杯群がってついていました。


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時折そのさやの中から虫が黒っぽい頭を出して周囲の木肌をつかみながら移動しています。たぶん顎で挟んでいると思うのですが、肢で掴んでいるのかもしれません。



動画を用意しましたのでご覧ください。
アリは迷惑だと見えてあちこちで引きはがしたり下へと移動させたりしています。1時間ほど観察していましたが、この長い名前の虫の意図は分からずじまいでした。


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マメの鞘の様な巣の中にいたのはこんな虫でした。


おはようございます。今朝は久しぶりに日の出を見ることができました。天空も青空が広がっています。暑い一日になりそうですが、今のところ空気が冷たく気持ちの良い朝になっています。虫さんの話が続いてしまいましたので、この辺で公園の花を紹介したいと思います。


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花と言ってもありふれた花がほとんどなのですが、今年 よく咲いている「ノアザミ」です。公園では5月ごろから咲き始め、9月の終わりごろまで5か月ほどは咲き続けているような気がします。日当たりのよい南向きの斜面にたくさん見かけます。


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この花に訪れる虫も多いようで、写真を撮っている時もモンシロチョウがやって来ました。写真だけでなく水彩画でスケッチしたらよく似合いそうな花ですね。私には画才がないので無理と思いますが・・・・。


昨日は三田市高齢者大学自然体験クラブの第2回目の講習が有馬富士自然学習センターで行われました。不肖 私もスタッフの一人として活動をさせていただいているのですが、午後の部の開始後しばらくして両脚の筋肉が攣るという失態をしてしまいました。言い訳になりますが、雨上がりで高温多湿、熱中症の症状だったのかもしれません。回復まで15分ほどかかり その後活動に合流させてもらいました。皆様方も熱中症にはくれぐれもご注意ください。




今日は少し前の写真からヒカゲチョウとクロヒカゲを載せてみました。


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まずヒカゲチョウです。名前のとおり日影が好きなようですが、明るいところにも出て来て活発に活動してくれます。開長50~60ミリの褐色の蝶でほとんど翅を閉じているところしか見ることができません。後翅裏面に眼状紋がありその内側に少し曲がった黒条があります。前翅裏面の眼状紋は薄くなっているのが多いようです。


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次にクロヒカゲです。ヒカゲチョウよりも日影が好きで日陰から日陰へ飛び回っています。日陰ですからなかなか写真には捉えにくいところがありますが、開長は50ミリくらいでヒカゲチョウよりもやや小さく 色も黒っぽい印象を受けます。ヒカゲチョウと同じように後翅裏面に眼状紋が並びその内側の黒条は眼状紋に沿って大きく曲がっているのが特徴です。また前翅の眼状紋は はっきりしています。



公園にはこの仲間の蝶は沢山林の中を飛び回っています。また紹介していきたいと思います。


今朝は夜中の2時ころ強い雨の音に目が覚めてしまいました。今もまだ雨風の強い状態が続いています。予報では今晩までこの雨が続くそうです。梅雨もいよいよ本番に突入したようですね。今日はこの雨の中、明日行われる高齢者大学自然体験クラブの講習の下見で公園に出かけることになっています。明日は雨が上がるそうですから、下見をさぼるわけにもいきませんよね(笑)。




昨日は毛虫やら芋虫やらあまり好きでない方も多い内容でしたが今日は在庫からタテハチョウ科の綺麗どころを2種集めてみました。


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最初の蝶は『ミドリヒョウモン』です。もっとも撮っている時はツマグロヒョウモンとばかり思っていました。写真をじっくり見て違うことが分かり、さらにメスグロヒョウモンかと思いましたが、絵合わせの結果ミドリヒョウモンに落ち着きました。バックがペンキの剥げた鉄の橋梁だったのが残念です。


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次は『ヒオドシチョウ』です。林の生態園の林床で見かけました。毎年同じような場所で見かけます。近くに有るエノキに幼虫が発生していると思うのですが、今まで見かけたことがありません。年1化の蝶で初夏のいま時分しか出合えない蝶ですが、あまり人気がないのは不思議なことです。


今日は先日来の観察で撮っていたヤママユガ科の蛾の幼虫を3種紹介したいと思います。ヤママユガ科の仲間は日本には14種いるそうです。いずれも大型の蛾で開長が100~150ミリもあるそうです。


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時系列で行きますと一番最初に出会ったのは「クスサン」の幼虫でした。6月11日のことで散策中のご夫婦がしきりに眺めている先を見ますと、この幼虫がたくさんいました。食べていたのはヌルデの葉で、大きな木がほぼ丸坊主状態になるほどの数でした。大きな幼虫は70~80ミリほどもあり長い白い毛をなびかせています。別名をシラガタロウと呼ばれているのも納得です。繭は網目状になり中の蛹がよく見えスカシダワラと言われています。


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次に出会ったのは「ウスタビガ」の幼虫です。6月17日でした、大きなコナラの幹を降りてくるのに出会いました。ヤママユガ科の仲間では小さい方ですがそれでも開長は100ミリほどになります。この幼虫の作る繭は薄緑色で綺麗なうえ、形状が逆3角形で底辺を縫い合わせてさらに紐を作って木の枝にぶら下げます。秋には繭から出て産卵をし卵で越冬しますが、空の繭が木の枝にぶら下がっている様子は冬枯れの林に色を添え、子供たちにも人気があります。


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最後は「ヤママユ」です。ヤママユは天蚕とも言われ、作る繭は緑色で大きくそれから作られる糸は昔から高級品として扱われています。出会いは6月22日でした。下を向いて歩いていたら、大きなウンコが散らばっていましたので、上を見上げその主を探したところこのきれいな幼虫を見つけることができました。食草はクヌギの葉でした。ヤママユの繭も公園の冬枯れの木々の枝でよく見かけますが、すでに色褪せ白くなってしまっています。この幼虫は終齢幼虫と思われますからぜひとも緑の繭を見てみたいものです。


空梅雨状態が続いて沼が干上がり、先行したモリアオガエルの卵塊は全滅の憂き目に遭いました。しかし、このところの雨で沼の水位も復活し、2日前に訪れたときはモリアオガエルがにぎやかに合唱を始め活動再開です。


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新しく3個の卵塊が見られ現在誕生の可能性があるのは5個となっています。訪れた日は雨上がりでしたのでモリアオガエルの動きも活発で追いかけあったり、抱きついたり、盛んに鳴いたり、普段見られない様子を観ることができました。


昨日はブログ更新をしませんでした。特に理由があるわけでもありませんが、気が付いたらもう夕刻になってしまっていました。たまにはこういうこともありかと自分をなぐさめています。




昨日は朝から有馬富士公園へ行ってました。キッピーフレンズの広報誌の原稿をとりに行ったついでに、雨上がりの公園の散策を家内とともに楽しんできました。モリアオガエルの賑やかな合唱と、それに負けないくらいのゼフィルス撮りのシニアの人々の声を聴きながらひたすら目的地に向かいました。


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目的地には予想していたとおりオカトラノオの花が咲き競っていました。


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花数はまだ少なかったですが、これからどんどん増えて咲き続けると思われます。日照り続きで心配でしたが思ったよりも花が大きく立派な姿を見ることができ満足しています。


有馬富士公園のやや湿った道端にはたくさんのヘビイチゴの仲間がいます。今年はヘビイチゴよりもヤブヘビイチゴの方がたくさんの実をつけているようです。
環境学習で訪れる子供たちがこの実を見つけると『毒がある』『ヘビが食べる』とか諸説出てきますが、無毒ですしヘビが食べることもありません。私の解釈は『ヘビが出そうな環境に生育している』ということになります。時々つまみ食いをしますが、スカスカでおいしいものではありませんよね。




写真は花と果実です。


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花で何イチゴかを見分けるのは、一般的には副萼片(萼片の外側で先端が3裂している)の大きさで見分けています。副萼片が花びらよりも大きければヤブヘビイチゴです。


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果実で見分けるのは肥大化した花床の上につく粒粒(痩果)で見分けます。痩果がツルッとしてたらヤブヘビイチゴ、痩果に皺があればヘビイチゴです。


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比較のため去年撮ったヘビイチゴの写真を載せてみました。


アカシジミと言えば目の色を変えて追い掛け回す人も多いのですが、ベニシジミとなるとほとんどの写真家も知らんふりを決め込むようですね。それだけありふれた蝶だからでしょうけど、今回はスポットライトを当ててあげました。




この時期以降に羽化する夏型のベニシジミを見つけたのです。


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この写真が今回撮った夏型のベニシジミです。


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これは以前撮った春型のベニシジミです。
如何ですか、この色の違いがお分かりでしょうか。春型の上翅は鮮やかなオレンジ色ですが夏型は少し黒みがかっていますね。幼虫の食草はスイバやギシギシです。卵や幼虫を探してみるのも面白いですね。



ありふれた虫さんでもこのような違いがあります。ヤマトシリアゲという虫も春型と秋型では全く違う虫のように色が変わってしまいます。また機会があれば紹介しますね。


有馬富士公園にもまれに珍しい植物を見ることができます。その一つに『スズサイコ』があります。ガガイモ科の多年草です。毎年同じ場所で見られるのですが、公園で見られる場所は2カ所あり距離的にも1キロメートルほど離れています。なぜこのように離れた場所で見られるのかはわかりませんが、そのほかにもこの植物はいろいろ謎めいていることは確かです。



2カ所のうち1カ所は草刈りによって刈り取られ姿を見ることはできませんでしたが、もう一カ所は無事に姿を見ることができました。


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花はこの時期になると咲くのですが、夕刻から開き太陽が当たるころには閉じ始めますので観察には大変不向きな植物です。


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先日午前8時ごろに観察を始めたところ、運良く1輪だけ開花しているところを観察できました。花の構造はWEBで詳しく解説されていますので、この場では省略しますが不思議な構造を持つ植物であることは確かです。


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