く~ちゃんの自然観察記

身近な自然観察や日々の出来事を気ままに綴っていきます。

2013年07月

昨夜も少し雨が降ったようですね。蒸し暑い一日で参りました。今日は午後からクイズ当番でセンターに詰めることになっています。ブログのネタも尽きてきましたので午前中に公園でネタ集めをした後当番をこなすつもりですが、お天気がいまいちで嬉しいやら悲しいやら複雑な気持ちです。真夏の太陽は週末には戻って来るようですが、それにふさわしい今日の写真です。



福島大池の北側の棚田の休耕田を利用して、昨年は大々的にあるNPO法人がひまわりを植えていました。今年の活動内容は耳にしていませんが、やはり多くのひまわりが顔を見せてくれています。公園に行かれたらぜひ見てやってください。

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私も顔を見に行ってきましたが、一つの疑問に当たりました。ひまわりは漢字で向日葵と書く位ですから太陽の方へ顔を向けるはずですよね。でも午前9時過ぎに撮った下の写真を見てください。

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太陽を見ているのは真ん中の一つだけで他は全く違う方を向いています。一番多く見ているのは北の方です。今まであまり真剣に見たことなかったのですが、太陽の方を一斉に見るというのは何かほかの条件がいるのでしょうか? もちろんこの写真を撮った日は憎らしいくらいの日差しでした。

鬱陶しい日が続きますね。かといって真夏の太陽がギラギラというのも嫌なのですが。加齢とともに気温に鈍感になるとかいう人もいますが、あれは如何なものでしょう? 私を例にとればどんどん快適と思う温度の幅が狭くなってしまっています。この不快さから脱するにはあと50日くらいの辛抱・・・・(笑)。



今日の写真は取材しておきながらなかなか出番がなかった「リョウブ」です。今は殆んどの花が散り始めていると思いますが、遅ればせながらブログアップさせてもらいます。


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公園では林の生態園の福島大池側の出入り口と鳥の広場の北西側の出入口に生えています。鳥の広場の方は樹高も低く目の前で花を観察できますよ。


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ブログ友達のBell3さんがリョウブについて詳しく解説されていましたので、紹介しておきますね。その中で花の蜜について5年に一度それなりの量の蜜を出すとお話をされていました。残念ながら、公園のリョウブでは蜜を確認できませんでしたが、多くの虫たちが訪れていましたのでかすかでも出ているのかもしれません。


公園の道端にはたくさんのツユクサの花が見られるようになりました。毎年この花の構造や咲き方には首をひねっているのですが、まだ全容解明までには至っていません。



貝殻のような形の苞葉には主軸と側軸が隠れていて、それぞれの花軸に花序が付き主軸は1~2個 側軸は3~4個の花が着くと言われています。



写真に写っているのは苞葉から出て咲いている側軸の一番花の両性花と 出ていますがまだ咲いていない主軸の一番花のようです。


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主軸の方は外花被片が3方に開いてつぼみが顔を出し始め、側軸の花は全開の状態です。外花被片3枚と内花被片の下部の一枚は半透明の白色で、内花被片の上部2枚が綺麗な青い色になっています。
雄蕊は6本あり、うち2本が長く 1本の雌蕊に寄り添っています。残り4本のうち3本は短く先端がπの字型になっており残り1本はやや長く先端がの字型になっています。


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2枚目の写真は雄花で雌蕊が退化しています。いずれの花も午前中は咲いていますが午後になるとすべて蕊は巻取られ内花被片も縮み外花被片の中に収容されてしまいます。
不思議なことが多いツユクサの花です。これからも観察の興味が尽きません。


有馬富士公園でも日当たりのよい道端にはメドハギが茎を立ち上げた姿を多く見ます。まっすぐな茎をたくさん伸ばしまるで箒を逆さにしたように見えるのですが、その中で少し変わったメドハギを見つけました。


上部が重たいのでしょうか少し垂れていました。



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葉のつき方も密集して何か変でした。



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真横から見たところです。



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本来丸い茎が扁平で幅は15ミリくらいまで広がっていました。いたるところから3出複葉の葉が出ています。2年前の春に観察したタンポポの花軸の帯状化現象と同じことが起こっているようです。本来1つであるべき成長点が横一列に並んでしまってこのような形になるようです。この先花がどのような形で着くのか非常に興味があります。花が着くまで刈り込まれないことを祈っています。


暑い日が続きますね。三田もこのところ最高気温は33度前後と年寄りの私には厳しい日々です。自然を観察していると思わぬところで暑さを忘れさせてくれるものに出会います。


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この日も日陰の林床で早くもヌスビトハギの咲いているのに出会いました。ヌスビトハギは花よりも実の形であれやこれや話題が盛り上がる植物なのですが、まだ実は出来ていませんので花を見てもらいます。


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マメ科の植物独特の蝶型の花びらで、ピンク色の小さな花を着けます。外来種のアレチヌスビトハギのように大きくまた花数も多くはありませんがそれゆえ何となく秋の訪れを予感させてくれるのかもしれませんね。


公園を歩いていると時として思いがけない場面に出会います。この時もそうでした。時間は朝の9時過ぎで、本来ならとっくに飛び立っている筈のニイニイゼミが、どうしたことか羽化の最中でした。


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碧眼の白い体で翅のまだら模様もまだ薄く、今まで過ごした自分の殻に縋り付いてジッと時の来るのを待っていました。早く乾かさないとこの状態でわんぱく連中やヒヨドリがやってきたらひとたまりもありません。こちらの焦る気持ちを知らずに・・・・。


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公園ではアブラゼミの鳴き声もしだしましたが、今のところニイニイゼミの天下のようです。そのうち幾種類ものセミの大合唱が始まる季節がやってくるでしょう。


照りつける日差しが日増しに強くなるように感じます。今日は天神祭の花火大会がある日です。大阪ではこの日が一番暑いとされているようですね。ここ三田も一番暑い日になりそうですよ。




さて、有馬富士公園ではこの暑い盛りに咲き始める花があります。名前は『アキノタムラソウ』といいます。夏に咲き始めるのに名前に秋がついているんですよ。


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林縁の開けた半日陰を好むようで、その条件に合っている福島大池西岸の道端で群生を見ることが出来ます。50センチほどの花穂に幾段も涼しげな紫色の花をつけています。今年は株数もかなり増えているようですから、草刈りで消えてしまわないうちにぜひご覧になってください。


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シソ科の多年草で毎年夏から秋にかけて咲き競います。


公園の林を歩いているといろいろな昆虫に出会います。一目見てそれと分かるものから、何度見てもよく分からないものまで色々です。



今日紹介するのはまず一目見てそれと分かる『ミヤマクワガタ』です。


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公園のある場所のある木の幹で樹液をなめていました。公園ではときどき見かける光景ですが、夏休みに入った子供たちが網と籠を持って、目を皿にして虫取りをしている中ではまさに自殺行為と言えるかもしれませんね。子供たちの好奇心の犠牲にならないことを祈ってその場を去りました。



次にあらわれたのはカミキリムシの仲間です。


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よく似たカミキリムシが多くて名前は写真をWEB絵合わせで調べることにしました。大きさは15ミリ程度ですが、長い触角があります。地味系のカミキリムシで一番よく似ていたのは『クワサビカミキリ』でした。間違っていたらごめんなさい。


昨日午前中酷暑の中有馬富士公園を散策していました。いろいろな観察をできましたが、以前から気になっていた『ノギラン』の開花の状況を報告いたします。



ノギランはやや湿ったそれでいて開けた場所に生えています。葉はすべて根生葉でロゼット状になっていますから、他の植物が生い茂る場所では太陽の恵みを受けることが出来ないことになり、その点ではショウジョウバカマと似た生育場所になります。ユリ科の多年草ですが、ショウジョウバカマと異なり根生葉は冬は枯れてしまいます。


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この時期花は見ごろを迎え、穂状の花は下部から開き早いものはすでに満開状態になっていました。花と言っても薄緑がかったベージュ色で艶やかさもなく、地味な花でその点 野草としての人気も少ないことが幸いして、盗掘の憂き目にも会わずに済んでいるのかもしれません。


私どもの住む地域では全く静かな選挙戦でしたが、昨日の選挙を以て終了しTVでは評論家の先生方が結果についてそれぞれの見解をとくとくと述べておられます。
お休みをいただきましたが、今日は子供たちが夏休みに入って初めて公園に出かけることにします。センターは休館日ですが公園は沢山の親子連れでにぎわっていることと思います。




先日の高齢者大学の活動日早朝に公園を少し歩いてみました。シロシタホタルガの幼虫の食草として木の葉を提供していたタンナサワフタギも無事にたくさんの若い実をつけていましたよ。


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この実は秋には黒く熟し小鳥たちの貴重な食料となることでしょう。“生態系維持のために植物は貢献しているのだなぁ”と再認識させられます。


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