く~ちゃんの自然観察記

身近な自然観察や日々の出来事を気ままに綴っていきます。

2013年09月

おはようございます。今朝の朝焼けは見事でしたね。


P1120544


早起きは3文の得と言いますが、もっと得をした気分で眺めていました。このところ晴天続きで庭の植物たちも水を欲しがっています。朝焼けは天気が下り坂とか言いますから雨が期待できるのでしょうか。
先日山道を歩いていて腰がだるくなり、ヨッコラショと腰を伸ばして上を見上げると


P1120439


青空をバックに10mを超えるであろう高所にたくさんの花をつけている木が目に入りました。花序の様子からこれはウコギ科の植物と分かりました。掌状複葉で5枚の大きな小葉を付けています。小葉柄は2~3センチ、葉柄は20~30センチもあります。あまりにも高所でそれ以上の詳しい観察は出来ませんが、おそらく落葉高木のウコギ科ウコギ属の『コシアブラ』と思われます。
そういえば最近は同じ仲間のウコギ科タラノキ属の『タラノキ』もたくさんの花をつけています。


P1110929


こちらの葉は2回奇数羽状複葉になっています。こちらは落葉低木とされていますが、園内のタラノキはいずれも5mを超える高さがあり、落葉小高木と言っていいかもしれません。
今月中旬にも同じような花をつけていた植物がありました。


P1050049


『ウド』です。ウドの大木と言われますが木本ではなくウコギ科タラノキ属の多年草です。
この3種はいずれも山菜として利用されている共通点がありますね。


 


昨日は5日ぶりに有馬富士公園を訪れました。その間まったくの雨なしが続いています。庭の鉢植えの水やりを油断してやっていなかったのですが、すっかり萎れてしまっていました。公園ではどうなのか気がかりになっていました。
公園の半日蔭の林床ではメナモミが元気に花をつけ始めました。


P1120425


P1120431


メナモミはキク科メナモミ属の1年草のひっつきむしです。従ってひっつきむしのオナモミに対してメナモミと名付けられたのでしょう。しかし引っ付く仕組みはかぎ型のオナモミに対してメナモミは粘液型です。大きく指を広げたような形の総苞片に粘液がついています。総苞片ですから種は入っていません、あまり合理的な引っ付き方ではありませんよね。
福島大池にカモが顔を見せてからもう1週間以上過ぎました。増えたかどうか気になりましたのでのぞいてみました。ずいぶん増えていましたよ。P1120499この写真に写っているだけでも50羽のカモがいます。大半はヒドリガモでその中にコガモが混ざっているようです。まだあまり人馴れはしていませんが、そのうち餌をねだるようになると思います。可愛い姿を間近で見れるようになるのももうすぐのようですね。


快適な朝を迎えています。キッピーフレンズ通信の編集も一段落し、きのこのpptの編集も一段落です。今日は公園に出かけようかなと思っています。23日に確認している朮の花も気になります。もう満開になってるかもしれません。ということで今日の写真は『オケラ』の花です。オケラはキク科の多年草で山の尾根などでやや湿った日当たりの寄り道端で見ることができます。有馬富士公園でも見ることができるのはごく限られた場所です。毎年楽しみにしている花ですが、今年は少し早いのかもしれません。雌雄異株です。今年早くも咲いていた雄花と去年10月5日の雌花の写真です。


P1120374


P1050380



この植物の根は薬効があり、古くより民間薬として用いられています。そのことから京都八坂神社ではオケラの根をくべた篝火を大晦日に燃やし、人々は火縄を用意してもらい火をし持ち帰ってこの火で雑煮を作り一年の無病息災を願うならわしが残っています。


せっかくの散策日和が続いているのに、雑務に追われこのところPCの前に座ったままの日々を送っています。もう福島大池のカモも増えただろうな、他の冬鳥の姿はあるかな、たくさんきのこが出ているだろうなと想像ばかりをめぐらしています。
ということでホットな写真ではありません。


Dsc06207


Dsc06208


23日に撮った写真ですが、今花粉症が出て困ってる人ありませんか、秋の花粉症のアレルゲンとして有名な『ヨモギ』です。
ヨモギは日本人の生活に密着した植物で、食材として又もぐさの材料として先人たちから受け継がれています。しかし、この花の花粉によるアレルギーも最近は取りざたされるようになりました。特に食物アレルギーの内でセロリやリンゴを食べた時に口腔内がかゆくなる症状を持たれている方に発症しているようです。
ヨモギの花粉はスギの花粉のように遠くまで飛散するほど小さくないようですから、ヨモギの近くを駆け回らない限り発症することはないと思うのですが、皆さん如何ですか?


おはようございます。冷たい北風が強く吹き付け気温もあまりあがっていないようですね、肌寒い夜明けでした。昨日はブログの更新をできませんでした。言い訳になりますが、キッピーフレンズ通信の編集校了会議の準備でバタバタしていました。これから10月にかけては私のスケジュール帖はしっかりと予定が詰まってますのでこんなことがあるかもしれません、その時はごめんなさい<m(__)m>。
今日の写真は最近勢力を大幅に広げてきた『コミカンソウ』です。


Dsc06203


公園の花の道の入り口付近の日当たりのよい道端にありますよ。コミカンソウ(トウダイグサ)科コミカンソウ属の一年草で本州以南に自生しているようで、帰化植物のようですが史前帰化ですから在来種と言ってもいいかもしれません。


Dsc06204 
名前の由来は果実の形にあります。ルーペで見るとまるでミカンのような形をしています。15センチほどに伸びた枝先から3センチほどは小さな雄花が並んでそれからあとは雌花や果実が規則正しく並んで付いています。これらの花を隠すように小葉が互生しています。自然観察ではご婦人方に人気の植物です。


今日も快晴の好天気ですが、朝晩は過ごしやすいものの昼間の暑さには参ってしまいます。先日はカモの飛来をお知らせしましたが、大空を飛び交うツバメもかなり姿が減ってきたようで、今朝も多くのツバメが電線に止まっていました。おそらく避寒のために南へ行く相談をしていたのかもしれませんね。
有馬富士公園の様子ですが、今日は『ヌルデ』について・・・・。ヌルデは自然観察の学習の中でもいろいろ話題を提供してくれる植物です。まずウルシ科であり、かぶれる人はかぶれる??ということと、特に夏に「ヌルデハイボケフシ」というGallができると葉の表面はイボイボ裏は白い毛が密生し見た目があまりよくありません。だから、自然観察に訪れた方も見るからにかぶれるといわれますが、そうでもなく私などは全くかぶれたこともないのですよ。ヌルデのGallの話で避けて通れないのが『ヌルデミミフシ』です。


P1110927


今年もたくさんのヌルデミミフシが出来ています。タンニンが多く含まれているので昔から黒色染料や薬として用途があり、昔は子どもたちの小遣い稼ぎのネタにもなっていたようです。今の時季は花も終わり雌株は実をつけています。


P1120095


P1120098


この実がもう少し成熟しますと、表面に白い結晶を滲み出し、空気中の湿気で粘々してきます。これは『リンゴ酸カルシウム』の結晶で、舐めると苦いですが、森のサプリメントとして小鳥たちにも好評です。私も時々舐めて元気をもらっています。


昨日も活動があり有馬富士公園を訪れていました。昨日の公園の賑わいはすごかったですね。4か所にある駐車場はほぼ満杯状態でファミリーの歓声で満ち溢れていました。公園は自転車の乗り入れが禁止されているのですが、知ってか知らずか自転車の団体が乗り入れ、思わず私も声をかけ注意せざるを得ない状態でした。
昨日はひっつき虫の標本作りイベントを学習指導員が主導で行われ 私はそのお手伝いをやらせてもらいました。その時ひっつき虫の標本作りから外されていた『ミズヒキ』をとりあげてみました。


P1110924


P1110923


タデ科ミズヒキ属の多年草で湿った日陰のやぶの中で見かけることが多く、草刈りで姿を消してしまうこともあり、見つけた時はそれなりに嬉しいものです。花穂の長さは50センチほどあり5ミリほどの4弁の花が多数連なって咲きますが、花穂の先端から見ると赤く見え 付け根から見ると白く見えることで紅白の水引に例えられ名前の由来ともなったようです。雌蕊は子房と共に最後まで残り先端がかぎ状に曲がり藪を抜ける動物に引っ付くことからひっつきむしの仲間に入れられています。他のひっつき虫の仲間のようにたくさんの鈎針があるわけでもなく2本だけですからさほど強いひっつき性能を持ち合わせているものでもないと思います。
湿地の片隅で一株のイボクサを見つけました。


P1110904


ツユクサ科イボクサ属の一年草で田の水路などで多く見かけるこの花が遠く離れた森の中の湿地までどのように運ばれてきたのか興味がありますね。花は葉脇や先端に一輪つきますが、この時は二輪同時に見ることが出来ました。。一日花ですから出会えたことに満足感があります。


おはようございます。晴天が続いている割には公園の林床林縁ではきのこをよく見かけるようになりました。最近であったきのこを少しだけ紹介します。きのこの同定にはまったく自信がありませんので絶対真に受けないようにお願いします。
このところ一番よく見かけるきのこです。


Dsc06152


P1110998


地面に固い丸いきのこがへばりついています。大きさはさまざまですが、大きいもので長径35ミリ短径20ミリくらいの饅頭のような形をしています。硬いですが、割ってみますと中には真っ黒な漉し餡のようなもの(グレバ)が詰まっていました。同定には胞子の顕微鏡観察が欠かせないのですが、そこは素人の強みで『ヒメカタショウロ』と判断しました。
その横でかわいい姿を見せていたきのこです。


P1110991


苔の中から出ています。図鑑で調べるとよく似たきのこが2種類あります。キツネタケとシバフタケです。素人の強引な絵合わせで『シバフタケ』にしました。
林床のごちゃごちゃしたところで見つけたきのこです。


P1120009


大型で傘の径は8センチほど柄の長さは10センチほどの赤いきのこです。傘の裏は黄色く細かいスポンジ状で管孔が見えています。初めて見るきのこですが、たぶんイグチ科の仲間で『ベニイグチ』ではなかろうかと考えました。
次の2種は名前も分かりません。


P1120071


P1120004


とりあえず写真だけ・・・・・。


昨日も暑い日でした。昨日の最高気温は30度にもなってないのに、体感的には真夏同様 歩いていても日陰ばかりを探している自分に気が付きました。その中何となく予感がして、有馬富士公園に出かけました。予感というのはカモの飛来の予感です。午後からしか出かけられませんでしたので、焦る気持ちを抑えながら福島大池へ・・・。
予感的中!!! 来てました来てました。カモです。


P1120312


『ヒドリガモ』7羽と『オナガガモ』1羽の計8羽です。
19日の夜から20日の朝にかけてやって来たようです。


P1120283


おりしも旧暦8月15日満月の夜です。月明りでこの懐かしい池の形を確認して降り立ったのでしょう。


P1120300


写真で見るとヒドリガモのなかにはこの春生まれた若鳥が相当数います。親に連れられてはるかシベリア方面からこの池にやって来たのでしょう。


P1120332


オナガガモが一羽混ざっていますが、冬越しの間でもオナガガモとヒドリガモは大の仲良しでいつも行動を共にしています。こんな仲良しなのにこの2種のハーフは見たことがありません。シベリアでは全く別行動をとってるのかもしれませんね。
去年の初見は9月10日、1昨年の初見は9月17日でした。今年は少し遅れましたがいよいよこれから次々に仲間たちがやってきます。夏の間静かだったこの池もにぎわいを取り戻すことでしょう。


おはようございます。昨日の十五夜お月さんをご覧になりましたか、久しぶりにきれいな満月が上って来るのを見ることが出来ました。空気が澄んでいるからより一層綺麗に見えたんでしょうね。
昨日は三田市の高齢者大学の自然体験クラブの自然観察のお手伝いをさせてもらいました。午前の部と午後の部それぞれ30数名のクラブ員の方がたと共に初秋の森を散策しました。林の中に入ると空気がひんやりとして気持ちがよかったですよ。
木の実の観察をテーマに歩いたのですが、今年は豊作の実とそうでないのがはっきり分かれてしまいました。今日紹介するのは豊作の方です。まず『タカノツメ』です。


P1110937


タカノツメと言えば世間では唐辛子を連想されますが、樹木のタカノツメです。冬芽の形がタカノツメに似て鋭く曲がっています。今年はどの気もたわわに実っています。黒く熟してきましたのでもうすぐ食べごろになるでしょう。この木の葉は黄葉し、落葉すると周囲に甘い香りを振りまきます。その成分はカツラと同じ『マルトール』という有機化合物によるものです。これからの黄葉が待ち遠しいですね。
次に紹介するのは『ナツハゼ』です。


P1120084


ナツハゼはツツジ科スノキ属の落葉低木で公園には自生、植栽も含め多数あります。今年は実が大豊作で、黒光りする直径8ミリくらいの丸い実がたわわに実っています。この実はブルーベリーと同じ仲間で、そのポリフェノール(アントシアニン)の含有量は北欧のビルベリーの1.5倍もあると聞きました。東北では栽培されて流通しているそうですよ。


このページのトップヘ