く~ちゃんの自然観察記

身近な自然観察や日々の出来事を気ままに綴っていきます。

2014年06月

公園のヤブムラサキに遅れること3週間にして、ムラサキシキブ が花を開き始めています。


同じシソ科シソ目ムラサキシキブ属に分類されています。


この植物がシソ科と言われると何か奇異な感じがしないでもありませんが、いつの日かほかの科に引っ越しているかもしれない植物学のことですから、あまり深入りしないことに・・・。


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ヤブムラサキが全身毛深いのに比べるとムラサキシキブはほとんど毛が目立ちません。


ヤブムラサキの花が葉の下に隠れて咲くのに、ムラサキシキブは葉の上に出て上向きに咲いています。


花数も多く、この優雅な名前にふさわしい植物かもしれませんね。


福島大池の周りを歩かれる方はかやぶき民家下を注意深く観察していれば見つけることが出来ますよ。


昨日の続きです。今日はトンボの仲間を紹介します。



オオアオイトトンボ です。


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羽化した後、水辺から林内へ移動していることが多いようです。この子にも林の中で会いました。



オオシオカラトンボ です。


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シオカラトンボより体が大きく、翅の付け根が黒くなります。



ヤマサナエ です。


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サナエトンボの仲間では大型です。流紋岩横の水辺でいつも見かけます。



最近公園で出会った未紹介の虫を賞味期限切れになる前にまとめました。


カシワマイマイ の幼虫です。


P1020643間もなく蛹化の時期を迎えているのか極端に動きが少ないです。


ウメエダシャク です。


P1020592公園入口の花モモに数個体が居りました。


P1020531フタホシシロエダシャク です。


P1020533ヒョウモンエダシャク です。


ベニシジミ です。


P1020502もう夏型になったようですね。


キマダラセセリ です。


P1020611あまり見かけないセセリチョウの仲間です。


モンキチョウ です。


P1020626翅が痛んでます。



公園の アカメガシワ の花が咲き始めました。


アカメガシワは公園では普通に観られる植物で新芽が赤い毛でおおわれていることから名前が付けられました。


雌花です。


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雄花です。


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トウダイグサ科アカメガシワ属の落葉小高木です。雌雄異株で写真のように花の姿かたちは全く異なるものです。


親木が伐採されることにより張り巡らされた根から一斉にシュートを出して増えることができます。また、地中に埋もれた種子は山火事などの攪乱で一斉に発芽して、パイオニアプランツとして周辺を支配します。(岡山理科大学植物雑学辞典様ほか)


今年は公園にたくさんの マメコガネ が発生したようです。


あっちへ行ってもこっちへ来ても、そこらじゅうにこの可愛い虫を見ることが出来ます。


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1匹1匹はかわいいですが、数多くが集まると不気味に見えてきます。



1916年に北アメリカに侵入し、以来アメリカの農作物に打撃を与え続けているようです。


アメリカでは Japanese beetle と呼ばれ嫌われ、専用の駆除剤も市販されているようですよ。


食草は多岐にわたり、公園でもマメ科、タデ科、はたまたクヌギの若葉など手当たり次第に食べています。


ミドリシジミ 今年は出だしは遅かったものの、その後順調に数が増えてきたようです。


年1化ですから出会いの機会は限られた日数しかありませんが、もうしばらくは楽しめそうです。


湿地にはイソノキがあり、今花をつけています。たくさんの虫たちに混ざって、ミドリシジミも吸蜜に訪れていますので、そこを狙えばいい写真が撮れるかもしれませんね。


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まだ翅を開いたところをものに出来ていませんが、先日もう少しで開いてくれる直前まで行きました。


P1020538前翅の隙間から煌めく青緑色が見えています。オスかな?


棚田の土手にノゲシと競うように咲いていました。


ウツボグサ です。


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P1020507去年までは見たことがありません。


今年になって急に出現したということは、人の手が入ったものと考えて間違いないと思います。


あちこちにかなりの花数があります。


綺麗な花ですから、大歓迎します。


シソ科の多年草で名前の由来は花穂が靫(うつぼ)に似ていることからつけられたと、図鑑に載っていますが、靫がどんなものかもわからない人が多い中、この説明は如何なものでしょう。


来年も楽しみに待つことにします。なお、花が枯れた後、黒く残るから夏枯草(カコソウ)というそうです。これも図鑑の受け売りです。


毎年多くの実を着け公園の秋の恵みNo1の座を確保している ナツハゼ が今年も色づき始めました。


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P1020371ツツジ科スノキ属の他の仲間同様に人が食べても無害有益の果実です。


東北ではこの実がすでに商業ベースに乗って流通しているそうです。こちらでもWEB通販で入手可能です。


去年はそれはそれは沢山の実が出来ましたが、今年はそれに比べると少ないように見えます。


 


ふと横にあったアカメガシワに目を移すと、葉の上で甲の赤い虫が交尾中でした。


P1020355以前紹介しアカハネムシの仲間とよく似ていますが、オスの触角がメスと同様で飾りっ気がありません。


おそらく ベニボタル と思われます。よく似たのが多くて悩ましいところですが・・・。


出会ったきのこ2種類の登場です。


これは紛れもない シロソウメンタケ です。


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素麺の季節になると出てくるようですね(笑)。


名前はその形状から来てるようですが。


綺麗なやや透明感のある白いキノコです。


これは食菌とされています。(山と渓谷社 きのこ 本郷次雄・上田俊穂)



さあ・・困ったのは次のキノコです。


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一応 クサウラベニタケ としましたが、?マーク3つも着けました。


出ていた場所は赤松コナラなどが生える林縁の土からです。


傘は乾いて絹のような艶がある淡褐色です。


柄はツバもツボもなく白色でややしっかりした中空です。


臭いは粉っぽい感じでした。


ここまではクサウラベニタケの性状と一致してます。


でもこのヒダを見ると何となく違います。


キノコの同定は難しいですね。とりあえず毒キノコです。


公園には オニグルミ の木が3本ほどあると思っています。


今年はオニグルミが生り年なのでしょう。たくさんの実が出来ています。


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一般に市販されているクルミはカシグルミと言って素手でも殻を割ることが出来るのですが、オニグルミはそうはいきません。


実は家近くの公園にも自生のオニグルミがあり、実を割ろうとしましたが、市販のクルミ割りでは全く歯が立たずクルミ割りが破損してしまいました。


万力のようなかなり丈夫なものが必要なようです。


味はカシグルミに勝るとも劣るものではありません。しかも、この殻は固さを買われてスタッドレスタイヤのゴムに練りこまれて役立ったこともあるのです。


クルミを撮っていたら画面の端にナントミドリシジミが写っていました。


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そういえば近くにハンノキが生える環境でした。この場所でもミドリシジミに会えることが分かりました。


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