く~ちゃんの自然観察記

身近な自然観察や日々の出来事を気ままに綴っていきます。

2014年12月

昨日の有馬富士自然学習センターは午後から盛り沢山のイベントがありました。


室内イベントが2つ屋外イベントが2つ。


そのうちの屋外イベントの1つにサポート役で参加させてもらいました。


ウイークエンドセミナーというイベントです。


その時期に応じた自然を学習するイベントで、昨日は林の中で朽木(伐採され寝かされているもの)を見つけて、その中で冬眠中の虫を探すものでした。


Dsc06939小学生のお子さんやそのファミリーの計22名の方々が、寒い中林の中に入って、朽木割りを楽しんでました。


私も朽ちてフワフワになった木の中からいろんなワームを見つけることが出来ました。冬を越す鳥たちや小動物もこのような虫探しをして、命をつないでいるんでしょうね。


Dsc06943この林にはたくさんのツルリンドウの実がありました。来シーズンは花を見るために再度この場所に来ることにします。


なお来年度はこのイベントは惜しまれつつも実施を見送られるそうです。


福島大池南側の大階段の上にトチノキがあります。


大きな葉っぱと変わった形をした花。それに時折花が結実して大きな実ができます。


今は葉もすっかり落ちて、冬越しの準備が出来ていますが、この木の冬芽の特徴として防寒のために油を出すことが知られています。


Img_4967写真を見ると少し光っていますが、これは油が分泌されているのです。寒さが厳しいほどたくさんの油が出るようですが、木によっても出方は異なります。


冬芽の防寒対策にはこのように油を出したり、コートを着たり、重ね着をしたり様々のやり方がありますので、調べてみるのも面白いですよ。


また、葉が落ちた後を葉痕といいますが、その形も木の種類によって様々ですから見比べてください。


公園は今、バーダーさんの天下になっているようです。


多くの方がお見えになって、鳥を観察したり、写真に納めたりしています。


そしてほとんどの方が、あまり人前に出てこない恥ずかしがりやの鳥に会おうと粘っているようです。


底冷えのする山の中でご苦労なことですが、夢中になっていると寒さを感じないのかもしれません。


私の場合は人前に平気で顔を見せてくれるフレンドリーな鳥さんを撮ってきました。


ジョウビタキです。


Img_4964


この様な鳥は縄張りを持っているので、人がその縄張りに入ると、追い払おうとして出てくるのかもしれません。


だからフレンドリーというのはこちらの一方的な解釈かもしれませんね。



寒いですね。公園も人影がずいぶん少なくなりました。


寒くてもやってくるのはバーダーさん達です。


でもお昼近くになるとほとんどの方が引き揚げますので公園はガランとしてしまいます。そうなると鳥さん達が姿を見せてくれるという図式です。


Img_4894日ごろは人影におびえて逃げ回っているコガモも のんびり岸で昼寝をしていました。


Img_4895私が近づくとこちらを気にしながら移動開始です。


人影の少ない公園こそ ある意味自然観察にはもってこいなのかもしれません。




公園の入り口にはたくさんのハナモモの木があり、花の時期は艶やかな花をつけて我々を迎えてくれます。


冬芽はどんなのかな?と枝を見ていたら、こんなものを見つけました。


Img_4891枝をぐるりと取り巻いて規則正しく小さな卵が産み付けられています。


おそらくオビカレハの卵ではないかと思います。


このまま冬を越して葉が展開するころに孵化して、幼い時は巣を作って集団生活をするはずです。天幕毛虫といわれる嫌われ物ですね。


園内の林床にはあちこちにヤツデがあります。


これは植栽されたものではなく鳥が種を運んできたものと思われます。


先日の園内ガイドでも子供たちが指導員さんにヤツデの葉を採ってもらって、天狗の葉うちわと聞いて大喜びしていました。


ヤツデの葉は先端がたくさん切れ込んで掌のようになっています。そこで八手という呼び名が出てきたようですが、葉の切れ込みは偶数ではなく奇数で7~11本に分かれています(公園では11本が多かったようです)。


この時期は花をつけています。花は雌雄同花で散形花序が多数集まって円錐状になっています。


散形花序を構成する花はほぼ同時期の成長過程を踏んでいます。雄性期を経たのち雌性期を迎え受粉して果実となります。


Img_4898雄性期の花序です。


Img_4900雌性期(または受粉済み?)の花序です。


円錐花序のそれぞれの散形花序は成長順が決まっているようですから調べてみると面白いかもしれませんね。


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