日差しはきついですが、さわやかな秋晴れが続いています。
先日の野歩きで、今年も川原のオトコオミナエシが花をつけているのを確認できました。
昨年同じ場所でこの花を見たときはオトコエシと思ったのですが、さんだネイチャークラブのM氏にオトコオミナエシではないかとご教示いただき、初めてその存在を知りました。
今年は二株に増えていました。

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一本は1.2mほどの高さで、素直に伸びており、

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もう一本は途中で折れたのでしょうか横に広がって高さはさほどありません。

実はこの写真は遠くから撮ってます。アレチヌスビトハギの藪にさえぎられて近づくことが出来ないのです(~_~メ)

遠目でも花の色が薄い黄色に見えています。
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また雄蕊が2本しかないのも確認できます。(オミナエシやオトコエシの雄蕊は4本)
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果実もできてますから、これからも数を増やしてくれるでしょう。

当所オトコオミナエシはオミナエシとオトコエシの異種間雑種と思っていたのですが次のような文書を見つけました。
「黄花や黄花と白花が混在するオトコオミナエシは遺伝的に完全にオトコエシの変異に含まれ、オミナエシとの交雑に由来するものではなく、オトコエシ種内における高次倍数体間の交雑によって生じたものと考えられた。(東京大学・総合研究博物館・准教授:池田博氏)」

おまけの写真はクビキリギリスです。
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触覚が短いですね。

それじゃあ 

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